日本の介護を世界に届ける

7年前に書いた記事を、Episode1~12にまとめてnoteで公開してきました。2021年、心新たに現在の私の物語を書いていきます。

謹賀新年

年末年始、いまだにロックダウンが続く、南国フィリピンでのミニトレーニングキャンプ?を終えて、体調は良好。身体のキレもなかなか良いです。本当に不思議なのですが、昨年の12月22日以降、身体の調子が良いのです。

私の言う〝身体の調子が良い〟とは、ジムでトレーニングをしている時に、スタミナ、動き、回復力が良好、を意味します。早朝の体の動きは、前夜の睡眠、食事量(酒量も含む)、疲労蓄積具合にある程度比例します。

それらを特別に改善していないのに、体の動きが良い状態が継続しているのは、とても不思議です。ある意味チャンスですので、今のうちにこの状態をノーマルにしていくべく、ジムに通い続け、身体に覚えさせていこうと思います。

さて、VUCAの時代(取り巻く社会環境の複雑性が増し、次々と想定外の出来事が起こり、将来予測が困難な状況を意味する)をどう生き抜くか、コロナを機に、ビジネスパーソンだけでなく、多くの人が考えるようになったと思います。

時代の変化に対応するため、リカレント教育も今後ますます盛んになるでしょう。10代、20代で学んだ知識と技術だけでは、変化に対応できません。しかし、忘れてはいけないのが、学びの土台となる身体。身体も、変化に強い身体に作り直していかなくてはいけません。

変化に強い身体つくり

私は20代後半で世界一周の旅に出ました。バックパッカーの貧乏旅行です。過酷な旅に耐えられるように、ムキムキの黒人や白人に混ざって、サンフランシスコにあるジムでムエタイを習いました。

練習生同士がペアを組んで、ムエタイの型を覚えるのですが、身体のでかいアメリカ人と対等に練習をするためには、自らの身体もでかくしていく必要がありました。マシーンを使って筋トレをし、肉を食べて、肉体改造に取り組みました。世界一周の旅も控えていますし、ちょうどよいと思っていました。

ところが、実際に世界一周の旅に出て分かったのですが、肉厚のあるでかい身体は変化に強くないということです。瞬発力はあるのですが、持久力がない。つまり疲れやすいのです。

また、たくさん食べるので燃費も悪いです。今だからこそわかるのですが、食べれば食べるほど消化にエネルギーが奪われてしまい、代謝にまで回ってこないことで、疲れやすくなるのです。

旅を終えて、〝でかい身体は見かけほど役に立たない、そう言えば諺にも、〚大男総身に知恵が回りかね〛なんてものもあるぞ〟という感想を抱きました。

その反動からか、今度は断食道場で9日間過ごし、肉食を止めて草食人間に生まれ変わりました。西式健康法を学んだためか、自然と肉が食べたくなってしまったのです。

そんな時期が3~4年続いたと思います。なのでフィリピン初期の頃に出会った友人に久しぶりに会うと、いまだに〝肉食べられるようになった?〟と聞かれます(笑)。

さて、断食やベジタリアンを続けていくうちに、今度はひょろひょろのマッチ棒みたいな体形になりました。調子が良かったかというと、〝良かったような気がする〟が正直な答えです。

ただし、あまりにも行き過ぎた食事管理や健康志向は、社会性に著しくマイナスに作用することがわかり、結婚を機に、ベジタリアンから卒業しました。

そして、現在行きついた結論としては、1日1食くらいのボクサー体形が変化に強く、社会性も維持できる、となりました。なので、私は毎朝ボクシングジムにせっせと通うのです。

2021年も地道な努力の年

このような経験があるため、心と魂を包んでいる肉体を、車のように用途に合わせてモデルチェンジができることを学びました。これからはますます変化に強い身体が求められると思います。学び直しと共に、身体の作り直しは、大切ですね。

さて、去年のコロナ禍で掲げた目標は2つ、

*デジタルだけでどれだけ付加価値を作れるか

*勉強と筋トレ

2021年を年始から眺めてみると、どうやら今年も上記目標を継続するのがよさそうです。去年よりは良くなると思いますが、地道な努力が大切ですね。

そうとわかれば、焦らずに、当たり前に感謝して、やるべきことをコツコツとやり続けるだけです。牛が今年の干支なのはちょうどいいですね。歩みは遅くても着実に進めていきます。牛肉も食べますよ~!

今年もフィリピンの地から、日本の介護を世界に届けていきます!

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