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孫子の兵法から学ぶ1


孫子の兵法を集めた孫子がつくられたのは今から2500年以上前のことです。それが今も読まれているのには戦争以外のことにも通じるからです。

身近な場所で役立つことがあると思います。

時間や空間を超えた性格が備わっている孫子からたくさんのことを学びよりよい生活を送りましょう。


①利害の両面に配慮しよう

物事には必ず二面性があります。利益を害悪です。

利益だけに集中しすぎると大きな失敗を招きます。                         害悪だけに集中しすぎると物事が進みません。

これを避けるためには利益と害悪を考えながら計画的に行動することが大切です。

                                       例えば、大きな買い物をするときは商品等の良い部分を説明されることが多いと思います。もちろん説明は事実だと思いますが、

ここで大切なのはその商品の悪い部分と比べてどうかです。良い説明だけを聞いて買ってしまうのは愚の直行であり今後も続いてしまうと思います。

自分にとって都合の良い話が舞い込んできたときは警戒心を高めたり、感情に身を任せないなど落ち着いて考えることが大切です。

経験や知識を持っていても必ず考え方が良くなるとは限りません。むしろ過信に向かってしまうことの方が多いかも。


②戦争とは騙しあいである

戦いは敵と向かい合う前から始まっている。対面したときから考え始めるのはもうすでに勝敗が決まってしまうようなもの。

最も良い戦い方は敵に敗因をも悟られないことである。

今の時代ではインターネットが普及し多くの人とつながりやすい世の中になった。そのために相手がどんな人間かわからない間は自分の身を明かさないことが重要である。

ただ、それは相手も同じで猫をかぶっていたり爪を隠している可能性も考えられる。

本音で話しあえる友達を持つことを忘れずに

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③備えあれば憂いなし

万全な守備

万全な守備をつくるのは防御を強くすることではなく、常に敵がせめて来ると考えておきいつ来ても撃退できるようにすることである。

攻撃してきたときだけに守ると考えるのは気が緩む原因につながるので絶対にせず臨機応変に対応できるように準備する。

相手の動きに合わせること、運に頼ることは最悪手である。

その日の自分がどうにかしてくれるなどと考えずに日頃から力をつけておくことは必ず役に立つ。

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皆さんどうでしたか。ほんの一部でしたが今一度、生活について考えるきっかけとなれば幸いです。今後も少しながら孫子の兵法を紹介させていただきます。

昔の偉人から学ぶ。どんな時も学ぶ姿勢を忘れずに


参考:眠れなくなるほど面白い 孫子の兵法(島崎 晋)日本文芸社





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