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敢えて「極めすぎない」でいこうかなぁ

私は、マニアックなオタクではあるが、そのなんとも言えない幅の広さ、中途半端さがある。まだその性格と上手く付き合えきれていないのであ、人生上手く行っていない感は非常に拭えない。

まず、INFPである。興味あること、無いことの差が非常に激しい。昔はロック系の音楽が広く流行っていたように思うが、あまり聞き入ったことはない。とはいっても、一時期B'zや東京事変は死ぬほど聞いていた時期もある。まったく無いわけじゃないが、一部のアーティストが刺さることが多い。運動にはまるで興味がわかないが、料理はイタリア料理なら最近いろいろやるようになった。

そして、その好きなものは、日に日にわかりやすく変化していく感覚がある。HSS型HSPが影響しているのだろうか。日によって聴きたい曲やジャンルはかなり変わっていく。長期的に一つのことに取り組んでいくのも、なかなか限界があることが最近自分の過去を見直していくうちにわかった。中高時代は吹奏楽部に所属し、6年間テューバという楽器を担当していた。ただ、4年目に入ったあたりから、練習をしてもしても、楽器自体が苦痛に感じ始め、楽器の上達が頭打ちになり始めた。そこから根性論的な練習の方針を自分で変えたり、他の楽器の人にもアドバイスをするようになったことで、いい感じに集中がバラけたように感じる。深刻だったのは、コンクール前の時期である。コンクールの曲のみに集中することになり、それが非常に苦痛だったように思う。一曲だけをひたすら毎日何時間も練習する。それが数ヶ月続き、かなり脳がつかれてくるのである。そのため、音楽大好きで当時体力もそこそこあったが、吹奏楽部の活動が少し苦痛に感じやすくなっていったのである。それ以来、吹奏楽はごくたまに鑑賞するにとどまっている。

以上のように、私の趣味嗜好に対しての変化について、主に2点の大きな特徴があるように感じる。1点目だけであれば、何かしらの道を極めて、専門家や専門職につければ、かなり良かったと感じる。芸術家としての道も現実的だったかも知れない。いつも邪魔してくる(用に感じる)のは、2点目の短期的&長期的な趣味、嗜好の変化である。なにか一つの道を極めようにも、2点目が大きな邪魔になってくるのである。

それでも、持ち前の体力や精神力(というより、忍耐力)で、辛い道もある程度は超えながら勧めていたように思う。社会人に上がってからも、技術者として技術を身に着けながら、大変な仕事を乗り越えてきた。しかしながら、忍耐力、というか、表情をさとられない力が仇となり、適応障害を発症してしまったのである。一度発症して以降、本当に喜びを感じられたり、好きなことをやってない限り、なかなかストレスを深く感じるようになってしまった。これが気まぐれに変わる嗜好と相まって、なかなか復職しづらくなったように感じる。

この状況に相まって、以前書いた、(そして多くの方に読んでいただけた)こちらの記事でも書いたように、段々と、芸術や創作の道に入るには、ハードルはどんどん上がっていっている時代である。子どものときに描いたような音楽家、演奏家の夢は、かなりの無理ゲーである。
https://note.com/ja_music/n/naae8c5a42e11

こうした状況に置かれた以上、正統に技術を磨いたり、道を極める王道のようなやり方では、どうしても続かず、途中で頓挫してしまうと思う。もう、そういう認識自体も古いのだろうか。手当たり次第に色々やってしまうので、それを変えずに行かないといけない。自分にとって大事なのは、誰よりも道を極めた人、ではなく、他の誰でもない自分になりたい事かもしれない。そういう意味でも、あまり普通に順当な素晴らしい努力は自分からあまりやらないようにしたいと思う。あえて極めない道をとらない。手当たり次第に色々やってたら、気づいたら上達もしてたかも、みたいになるかも知れない。そうできれば万々歳だろう。

ということで、私のnoteは、この思いついたものを忘れないうちに流れるように書いていく方式を続けていくつもりである。読者の皆様には、多少クセがあり独特なこの文章だが、もしよければ付き合っていただけると幸いである。売れるnoteの書き方からは外れているし、読みにくさが出てくれば、読者の皆様にも迷惑というか、多少よくない感じになってしまうかも知れないが、交流を取っていただければ、そのときには精一杯気遣いをしないではいられないそういう人間なので、誠に勝手ながら、そこで気遣いをさせていただきたい。読みやすい文章を心がけて、鍛え始めると、文章を書くことをやめてしまいかねない。できるかぎり、ありのままの魅力を伝えられるよう、そこは努力させていただく。文章の全体の流れから、私が言わんとする内容を読み取っていただければとても嬉しい限りである。

ただ、今はこのスタンスだが、先程も言ったように、気づけばめちゃくちゃ読みやすい文章を極めて書き始めているかも知れない。いつのことになるのかはわからないが、そうなったらいいなぐらいで私と一緒に渡しの変化を気長に待っていただければ幸いである。

こんな感じで勝手に生きさせていただくが、かなりノリの要素が強く、本当に良い道を進んでいるとは感じてない。むしろ、危険になるかも知れない。まだ具体的な計画はたってないが、仕事で言えば、現職の比重を軽くしたいと考えているし、下手したら退職になるかも知れない。収入を複数にすることが数年前から流行りつつあるが、本職を決めず正社員契約をむずばない場合、安定を求める人にとって全然安定とは別のものになるかも知れない。ただ、私は絶賛休職中の身である。この記事も結局は雑言に終わるかも知れない。机上の空論かも知れないが、こういう「極めない芸術家」もありなんだろうな、とだけわかっていただければ幸いである。

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