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プロジェクトマネジメント専門会社のノウハウまとめ

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プロフェッショナルなプロジェクトマネジメント集団の株式会社JQのメンバーが現場で得た知識やノウハウを公開していきます
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2017年3月の記事一覧

進捗報告の度に本数がかわるプロジェクト

炎上レベル:きなくさ 今日の炎上注意報のプロジェクトはこれです。 メンバーが目の前に見えている作業にシャカリキになっているプロジェクト。そして、PMやPLも作業してて、一覧化していないプロジェクト。 いまワレワレはどこにいるのか・・・某ゲームアプリ開発案件の例。 いつものことながら期間の短いゲームアプリの開発。 要件定義、設計、開発、、、と工程期間を明確に区切った進行は難しく、 今回も、要件定義がある程度すすんだ段階から、設計、開発、、とバラバラに進んでいきます。 ゲ

遅延に対して脊髄反応的に手当しちゃうPM

炎上レベル:たき火 今日の炎上注意報のプロジェクトはこれです。 遅延が発生して、遅れを取り戻すために、他のチームから人をひっぱってきたり、同じチームの別の人が手伝ったりと。 もちろん大事ですよ。 でも、後先のことを考えないでやると大変なことに。。 次はこっちが遅延したぞ!おっとこっちもだ!某マーケティング系アプリ案件の設計工程のお話し。 あるエースの女性がいました。ロジックの抜け漏れなどもよく気が付く素晴らしいスキルの持ち主。当然、難しい設計書などを担当することになりま

誰がPMなのか曖昧なプロジェクト

炎上レベル:キャンプファイヤー 今日の炎上注意報のプロジェクトはこれです。誰がプロジェクトマネージャーなのかがわからないやつです。 WBSを作るのは誰!?体制図にPMの名前が「中山/田中」みたいにスラッシュで並んでいます。この体制図を見たら要注意です。 まずメンバーは中山さん、田中さんどっちに従うかがわかりません。 顧客もどっちと調整すればいいかわかりません。 本人たちも、「あ、それ私の仕事?」的な空気になります。 実際にあった某アプリ開発プロジェクトのベンダーさん。P