就活体験記vol.1「人生って何があるかわからないから面白い」

9月まで内定0だった23卒の話。


前回の記事から3ヵ月。
私の就職活動は、つい最近、終わりを迎えました。

9月まで、1社も内定無かったです。

半年以上就活し続けて、
「どうして私のこと伝わらないんだろう」「何がダメなんだろう」って考えて、あれこれやってみて、落とされて、さいあくな夜を何度も迎えた。note投稿しようと開いたら、見せられないくらい酷い下書きがあってびっくりしちゃった。

そんなこんなで長いこと真っ暗なトンネルを歩いてきた私ですが、結局就職先に決めたのは今まで受けてきたテレビ業界や出版業界とは全く違う、業界研究も企業研究も一切していないベンチャー。

どうしてそこに決めたのか?


私のことをちゃんと見てくれる会社だったから。


着飾ったり、嘘ついたり、相手に気に入られようとテクニックで何とかしようとしたり、そういうことをしなくとも、私を評価してくれる場所だったから。


もうね、7月頃から「面接」っていう形式的な「面接」に呆れてきてたし、うんざりだったの。これ言ったら採用に響くかなとか気にしたり、聞かれれば聞かれるほど自分の中身の無さを見せつけられるような面接に。

だから、ありのままで居られて、初めて気持ちいいまま家に帰れる選考だったその企業にとっても魅力を感じたし、選考中も全然ストレスが無かった。むしろ楽しいって思えてた。

業界のことも仕事も全く分からないし、モチベーションが高い同期も多いらしくて不安もある。でも、ワクワクの方が大きい。


いちばん想像していなかった、想像もつかない未来を選んだ。だから何しても面白いはず。

「人生って何があるかわからないから面白いよね」って、今まで床でメソメソしてた私に、そしてどこかでメソメソしてるかもしれない誰かに、言えるような選択をしました。だって私の人生は私で面白くしていくんだもん。

自分の人生を面白くしていくために就活してたの、忘れちゃってたわ。





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