【漫画エッセイ】母が大動脈瘤破裂で運ばれました【Episode03|大動脈瘤破裂ってなに?】
■こちらのシリーズの続きです■
こんにちは、清水楚央です。
今回は、大動脈瘤破裂とは一体どういうことかについて簡単にまとめてみました。素人がネットの情報をあれこれ見て自分の理解のためにざっくりまとめたものなので、詳細は専門家の方の書いた記事や情報をご参照ください。(最後に参考にしたサイトのリンクをまとめました。)
<余談あれこれ>
突然で父から電話で、
『お母さんが大動脈瘤破裂で、これから緊急手術なんだって。破裂した場合、生存率は10%、手術したとしても成功は50%って説明された。』
と聞いた時、びっくりしました。びっくりすると人はまず事態を把握したくなるものです。
それにしても、まず大動脈がわからないし、大動脈瘤もどういう病気かわからないし、破裂したらどうなるのか、どういうふうに危険なのかもわからない、あんまり調べすぎるとwi-fiが速度制限になっちゃうし、連絡は取れるようにしておきたいしどうしましょ、という状態でした。
細かく見れば、原因は色々あるようですが、老化による動脈硬化×高血圧の合わせ技で瘤(こぶ)ができていくようです。
もろくなった血管に風船を膨らませる要領で、圧力(血圧)がかかっていくと、最後には血管の壁を突き破って、血液が血管の外に撒き散らされてしまうという状態が起きてしまうとのこと。
そして、破裂が起こった際に撒き散らされた血液が血栓になったり、他の臓器に影響し、全身の至るところに合併症や後遺症が出る可能性もある病気とのことでした。
父から電話をもらった時に、とっても焦っていたのは、病院に着いた際にこれらの説明を一気に先生からされたからなんだと後で理解しました。そりゃびっくりしますよね。
早期発見を!
大切なのは破裂させないこと。現在は医療技術の発達で、コブができて破裂前の時点で早期発見し、手術することは安全と呼べる部類に入るとの記事もありました。
破裂が起こってしまうと急激に血圧が下がるので、そのショックで意識を失うことも多い大動脈瘤破裂。ケースによっては出先で倒れることもあり、患者自身が「どこが痛い」等の症状を訴えることができず、原因を探すための検査をしている間、体が持たずそのまま逝去されるケースもあるようです。
今回の母のケースはどうだったのか、手術の内容は、発生までの思い当たる自覚症状、健康診断では見つからなかったの?等についても、引き続き描いていきたいと思っています。
参考にしたサイト
病気が発覚した際に、勉強のために参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。たくさん情報を発信してくださりありがとうございます。
下記のリンクの他も、「大動脈瘤」で検索するとたくさんの医療機関や専門家の方が記事を発信してくださっています。
→次のお話【Episode04|発症〜入院ダイジェスト(1)】
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