温州みかん
今年の8月に、庭の中央にあった月桂樹の大木が幹の腐れで倒れた。10月になってようやく『電動のこ』の力を借りて、倒れたまま放置してあった木を細かくカットして整理することができた。
月桂樹は高木になり、風防の役割をしていて冬は助かっていた。しかし北側は日陰になっていたのだ。
月桂樹のすぐ側にカボスの木が植えてあったが、カボスは樹勢が強いので、昨年は問題なく実を結んだのだが、頂上部分に高接ぎをしていた温州みかんは結実しなかった。
私は時々和歌山県の有田までみかんの買い出しに行くが、地元のみかん卸小売の業者は、日当たりの良い木に実ったみかんを勧めてくれる。温州みかんには日照が非常に大事なのだと教えてくれた。
この温州みかんは20年ほど庭にあって毎年美味しい果実をならせていたのだが、隣に植えた紫陽花に日光を遮られる形になって、枯れてしまった。
枯れる寸前に枝を数本取り分けていたものを樹勢の強いカボスに高接ぎしておいたのだ。
今回、偶然に月桂樹が倒れたので温州みかんに日光が当たるようになって、復活した模様だ。
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