河合克行代議士
最近河合代議士夫妻が世間をさわがせている。
こんな騒動が起きている時には、裏で何かの力が働いている場合が多い。
報道機関は、事実の細切れを繋ぎ合わせて報道するので、真実が分かりにくい。
河合代議士とはどういう人なんだろう。
誰が何のために河合代議士を潰したいのだろう。
今回、山口敬之氏の著書『総理』を読んでいて思い当たる節があり自分流の解釈をしてみた。
河井克行代議士とは安倍内閣総理補佐官であった。
河合は第二次安倍政権発足から2016年5月までの3年半の間にワシントンDCを19回訪問しているが、そのたびにホワイトハウスや国務省を訪れて、オバマやバイデンなどを支えるホワイトハウスのスタッフや国務省の日本担当者などと意見交換を重ねた。(総理 山口敬之)
バイデンは、オバマと違って議会経験の長いベテラン政治家で、情に厚いところがあると評されている。官邸の関係者は、河合とサリバンという側近同士による親書外交が、バイデンと安倍一種の「手打ち」の効果を果たしたと見ている。(総理 山口敬之)
この記事から、河合代議士は特段に値するほどのアメリカ通なのだ。それもバイデンと近い。
親中派の民主党が政権をとったわけだが、日本国内ではバイデンに一番近いのは河合代議士であることが理解できる。
日本は敗戦後、努力を重ね経済力をつけたが、国連の敵国条項を未だ外してもらえず枢軸国のままだ。国内に外国の軍隊が常駐している被占領国のままでもある。
世界は日本を、『敗戦国であり、国連の敵国である。経済的に繁栄しているがアメリカの管理下にある。』と判断している。
このとんでもなく力学的に不公平なバランス状態の中を、現政府はうまくリードしてくれている。
安倍前首相は、靖国神社参拝をテコにして、アメリカの属国から、少なくとも意見を言える状態にまで持ち直した。
日本に愛想を尽かした、バイデンに近寄り、その繋ぎを果たしたのは河合代議士なのだ。
日本と米国が協力すれば大概の局面を乗り切ることができるが、親中派の民主党が政権をとった現在、河合氏は日米の親密な連絡をとる命綱なのだ。
この日米のかろうじて保っている連携を崩したい勢力が、執拗に河合代議士の失脚を狙っているのだろう。