熊野本宮
急に、呼ばれた気がして熊野本宮を目指した。
年に2〜3度参拝していたが、最近は遠のいていた。
仕事が一段落したので、報告とお礼を兼ねて参拝した。
拝殿に登ってみると、スッキリと整えられて明るくなっていた。
神官にお聞きしたところ、コロナの影響で拝殿を整理したそうだ。
歓迎のそよ風も吹いている。
帰りは奈良経由にするか新宮経由にするか悩んだが、新宮を選んだ。
つまり、吉野郡下市にある、『やま十』の柿の葉寿しにするか、新宮市橋本の『まえ田』にするか悩んだわけだ。
妻に相談すると、「奈良は遠いから嫌だ」との即答だったので『まえ田』を選んだ。
大正解
いつも美味しいものを食べさせてくれる大将だが、今日はミンククジラとニタリクジラががあるとの事だったので、ミンククジラの煮付けを口取りに、オコゼを半身を刺身、半身を煮付けにしてもらった。板前の仕事は綺麗だ。
茶碗蒸しで箸休めをして、
ニタリクジラの刺身をいただいた。今日上がったばかりだという。
脂身がこんなにも美味しいものだと再感動した。
「今は手に入らないけど、昔はシロナガスクジラの尾の身が美味かったね」という話で盛り上がった。
シロナガスクジラの尾の身は真っ白な脂肪が網の目のようになっていて通称『霜降り』と呼ばれていて、舌に乗せると溶けてしまうくらい繊細な食べ物だった。
仕上げを、寿司にして適当に握ってもらったが、生本鮪の大トロ、中トロ、赤身とやってくれた。仕上げをメジロで満腹。
再度、参拝したくなっている。
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