タイルミュージアム
多治見市にタイルミュージアムがあると聞いたので妻と出かけた。
正式名称は『多治見市モザイクタイルミュージアム』
一般の陶磁器の展示会にはよく出かけるので、内容は理解しているがタイルに特化したミュージアムはマニアックで初めての体験だった。
遠くからでも目立つ外観をしているので中の展示物に期待が持てる。
この施設は人気があるらしく、予約制だった。知らずに出かけたのでその場で予約登録をしてもらい、1時間ほどの待ち時間をすぐそばの喫茶店で過ごした。
中に入ると、そこは全てタイルの世界だった。古い時代から現代に至るまでの工夫の跡が示されている。
昔、うちで使っていた流しと同じものが展示されていた。懐かしい気分に浸っていると、珍しいところで大、小便器が展示されていた。細かい造形や図柄が記されていて飽きることがない。
カラフルなものや高熱対応のタイルなど高度な技術が使われていて、進化が止まらずに開発されていることがわかる。
また芸術性においても、見るべきところがあり、各国の特色の有るタイルを見ることができる。
見物中に、うちの風呂場のタイルが2~3枚剥げ落ちていたのを思い出した。明日の仕事が一つ増えたようだ。