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味見

75℃で20分茹でておいたフランクフルトソーセージを味見する事になった。
生まれて初めて作ったので、少し不恰好に仕上がっている。

肉が熱をもたないように、ボールを氷水に浸しながらの工程なので少し手間取り、焦ったのか、匂い消しの生姜を入れることを忘れていた。

1kg で 8本作れたので大体一本当たり 120g 前後に仕上がっている。
軽く切れ目を入れてフライパンで炒めてもらった。

「食べてみるまで信用できない」と言っていた妻が「美味しい!」と言っている。
「まるで肉みたい」とも言っている。

当然だろう、飛騨牛200g、ボーノポーク800g、塩、胡椒とオールスパイス、カルダモンあとは卵白と冷水を加えただけ。

妻が言った「まるで肉みたい」という言葉に驚かされている。
このソーセージには亜硝酸ナトリウムも、PH調整剤も保存料も結着剤も使っていない。だから、本来の肉の味がするということか。

今まで食べていたハム・ソーセージは肉の味よりもハム・ソーセージの味がしていた。一体全体何を食べていたのだろう。

今回はニンニクと生姜を入れ忘れた。一部をチョリソーにするために唐辛子を用意していたが、器具の取り扱いに手間取って忘れてしまった。

今回は、シンプルなフランクフルトを味わう事にした。

炒めたフランクフルト

今回は、大成功みたいだったが、次回からは色々なものに挑戦してみたいと思う。

亡くなった祖母が、本物のサラミが食べたいと口ぐせのように「日本には売っていなくて、ロシア人のコックが作ってくれたサラミの味が忘れられない。」と言っていた。

最近亡くなったソーセージ作りの名人、メツゲライトキワのご主人が生前「本物のサラミを作ってみたい」とも言っていた。

簡易型のレシピはいくらでも手に入るが、本物のレシピは手元にない。いつか探し出せることを期待している。

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