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吟行
銀行と吟行
世俗と一番関わりのある銀行と、およそ世俗とは関係のない吟行が同音異義語であることが面白い。
天候に恵まれた一日を九人の俳句仲間と吟行と洒落込んだ。
開始早々、桜の花が咲いているのが目についた。
十月桜と銘板には表示されているが、さすがに秋の俳句に桜は取り入れにくい。
念の為、歳時記を調べても十月桜の項目はない。
2時間半ほど歩き回り、句を作った。
俳句は作ろうとしてもなかなか出来るものではないし、意識してない時にはポンポンと幾つも出てくる可能性もある。
俳句を作ることを句吟と言ったりするが、できにくい時は苦吟と言うと上手いこと言いの先輩がいた。
そうしたら、このようにうろうろして回るのを徘徊と言うのだろうと俳諧の先輩にお答えしたくなった。
今回は兼題が提示されなかったのでかなり自由にこしらえた。
場所を変えて、先生からの講評をいただいたのだが、なかなか厳しいご指導をいただいた。語彙力の不足をしみじみと痛感させられた。
こういう活動を句会というのだろうが、苦界にいるというのは単なる言葉遊びだと思う。