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原因と結果

物事の結果には原因があると言われている。

転倒しているタックルボックス

車の荷物室を開けてみると、タックルボックス(釣り道具入れ)が天地逆になっている。

タックルボックスの中には予備用のリールだったり、釣り用の仕掛け、オモリ、その他釣りに必要な雑多なものが詰め込んである。
重量にして、3kgから重い時は5kgを超える時もある。

こんな重たいものが見事に逆さまになっている。

何事だろうかと考えてみるに、昨日通った山道でのヘアピンカーブの切り返しで、横Gに耐えきれずに転倒したのだろうなと思い至った。

この山道を走りながら、50年ほど前、ここを走ったことを思い出していた。
勤務先にスズキ360cc 2ストローク3気筒のフロンテが納品された日に、慣らし運転にこの道を走ったのだった。

確かこんな車だった

セールストークが、「レーシングカー譲りの2ストローク3気筒」ということだったので、そのつもりで走っていたところ、スカイラインの2000GTが、この狭い山道で追い越してきた。

この山道は車体が小さいほうが有利だと思い、エンジンフル回転で追い越し返したところレースになってしまった。

この山道を、360cc で2000GT と競うには高回転しかないと考えて、シフトダウンしてエンジンをぶん回した。

やはり、レーシング仕様というだけあって山道を15kmくらい、競り合ってみたが断然早く、2000GT に勝ってしまった。

気分よく事務所に帰り、エンジンを切る前に車外に出るとエンジンから変な音がしている。

ボンネットを開けてみると、エンジンの位置がおかしい。
地面に擦りそうになってカタカタと変な音がしている。
よくよくみると、エンジンのステイが折れている。

早速ディーラーに電話して「慣らし運転から帰ってきたらこうなっていた」と報告したら、直ぐに新しいものと交換してくれたような記憶がある。

山道の運転は好きだけど、スピードの出し過ぎは危ないと思う。
慎重な運転を気にかけようと思う。

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