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コーヒー・ルワンダ

いつもの通りモカ、マンデリン、グァテマラの豆を買いに出かけた。

それぞれアフリカ、東南アジア、南米産で有名なブランドコーヒーだ。

この3種で、ほぼ毎日満足できるコーヒーを楽しんでいる。

このお店の店主は時間があると豆の選別をしている。

1粒でも黴、未熟、病気豆が混入していたら淹れたコーヒーが台無しになることを熟知しているからできることだ。

豆を買い足しにおとづれた時に、このルワンダを見つけた。

名前を聞いた事はあるが、ルワンダが何処にあるか気にしたこともなかった。

地図を広げてみると、コンゴ民主共和国、ケニア、タンザニアに囲まれた赤道直下の小さな国だ。

農業国で、GDP 101億ドル、一人当たり GNI が 820ドル。決して経済的に恵まれているわけではない。

主要農産物のコーヒー・ルワンダを単独で試して見た。

我が家では紙フィルターを使わないので、かなり正直な味が感じられるはずだ。

渋み、苦味、酸味、甘味が感じられ、透明感はあまり感じなかった。少し重い燻んだ味がする。軽くて甘みのあるモカとアレンジすると美味しいかも。

渋みは痛覚であって味覚ではないので評価してはいけないのだが、口に含むと綜合的に感じてくるのでそのままにした。

コーヒーは飲むだけでも楽しいのだが、豆を調べるとその国の状況がわかる等別の楽しみ方がある。



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