誰もいない
夜の2時半、養老サービスエリアに休憩のため立ち寄った。軽い食事もしたかったが駐車場に車がないのが気になった。
中に入って見ると、レストラン、食堂は閉鎖されていてスタッフは誰もいない。 誰もいない、本当に誰もいない。
こんな光景を見たのは初めてだ。
広い敷地内の売店に2、3人の販売員がいるだけだ。
「レストランはやってないようだけど、何か食べ物はあるの?」と聞いたところコンビニ弁当を勧められた。軽く断って、お土産を買うことにした。
「道路工事と、緊急事態宣言で客が激減して本当に困っている」と従業員の女性が対応してくれた。お土産を1個だけ買ったのに商品棚から一番製造時間の新しいものを選んでくれた。
こんな細かい気遣いをしてくれる優しい人たちが苦しんでいるのを見るのはとても辛い。
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