人の心の内を知るのは難しい
どんなに親しくてもどんなに近い存在でも心の内に秘めているものを見つけるのは極めて難しい
私の心の内に持っているものは多分誰にもわからないだろう、そして理解してほしいとも思っていない
しかしこの部分を少しでも理解してもらえたならきっと素晴らしい人間関係が作れるのかもしれないと思ったこともある
違う環境で育ち違う道を歩んできた者たちが交わる
そこで個から群に変わっていく
人は1人ではできることに限りがある
そのできることを増やすために2人、3人と仲間を増やしてできることの幅を広げていく
やるべきことや達成しなければならないもののために協力する
その複数人の心の内に何を秘めているかは目標達成や目的のためにはあまり関係ない
しかし個と個の関係だとそうもいかないだろう
どうしても相手の心の内が気になってしまう
気にしても仕方のないことなのは重々承知しているのだが
知るべきなのか知らぬままが良いのか
答えは見いだせぬまま
そんな煩わしさに悩まされるくらいなら1人で居た方が良いのではないかとも思う
しかしわかっているのだ人は1人では生きられないと
どんな理由であれその存在があるかないかで心の安心感が違うのだ
心の内に秘めているものを部分的にでも垣間見れたらきっと違う世界がまた広がるんではないだろうか
もしかするとそれは光り輝くものではなくとても闇深いものであったとしても
私の中にももしかしたらとても闇深い何かがあるかもしれないし無いかもしれない
ただのりんごかもしれない