人前で話すときに緊張を和らげるためのヒント
みなさんこんにちは、Junです。
人前で話をする時って緊張しませんか?
僕は元々人前で話すのが大の苦手で、緊張すると早口になって、以前は喋っているうちに口の中がカラカラに乾いてしまったり、場合によっては胃が痛くなったりすることもしょっちゅうでした。
学生の頃に学会で大勢の聴衆の前で話すというのがとにかくいやでした。
特に国際学会に出た時は、英語で話さなければならないし、質疑応答も英語で行わなければならなく、緊張して頭が真っ白になった記憶があります。
しかしながら、学会での発表を重ねるうちに人前で話をするということで以前ほど緊張するということはなくなりました。
多少は緊張するものの、胃腸薬を飲まなければいけないほど胃が痛くなるなんてことはなく、適度に程よい緊張感で人前で話せるようになったのです。
ある程度場数をこなして慣れてきたというのもありますが、いくつか緊張を和らげる方法を見つけたことによって改善したしたように思います。
今でも人前で話す時は、できるだけその方法を実践しています。
前置きが長くなりましたが、今回は僕が実際に行っている「人前で話すときに緊張を和らげる方法」をいくつかご紹介します。
参考になるものと参考にならないものがあると思いますが、人前で話すことが苦手な方、すぐに緊張してしまう方は是非試してみてください。
話す前はストレッチで緊張を和らげる
緊張すると、どうしても身体を丸めてしまったり、猫背になったりしてしまうものです。
僕の場合は、失敗してしまったらどうしよう、人前で話すのが恥ずかしいなどとネガティブなイメージを抱いてしまい、萎縮して身体を丸めてし待っていました。
しかし、身体を萎縮させてしまうと、血流が悪くなってしまいますし、思考がよりネガティブな方へと向いてしまい、緊張度合いも高まってしまいます。
身体が萎縮してしまっていたり、猫背になってしまっているときは、両手を広げたり肩を回したりしてストレッチをするのがおすすめです。
身体をほぐすのと共に、気分転換になるのでネガティブなイメージも払拭できます。
また、万歳をしたりして自分の身体を大きく見せる様な仕草をすると、緊張が和らげられるとの研究結果もあるそうです。
窓の外をみながら伸びをするなど、リラックスした状態で行うと緊張もほぐれやすいです。
話し始めには雑談を
発表する前は緊張するけど、発表が始まってしまえば緊張がほぐれるという方もいるかもしれませんが、僕の場合はそうではありませんでした。
早く発表を終わらせようとしているせいか、あるいは緊張しているせいかわかりませんが、とにかく早口になってしまう癖がありました。
発表が終わった頃には口の中がカラカラ。。。
発表前に深呼吸をしたりするものの、だんだんペースが早くなっていくなんてこともありました。
あるとき、自分の発表で本題に入る前に雑談をしてみると、緊張が和らぐことに気づきました。
例えばその日の天気の話をしたり、その日あったニュースの話をしてみたり、本題とは違ったことを話すということを行うと、場の空気が和み、自分のペースで話すことができるようになったのです。
本題とは違う話をすることで、一旦自分の発表を忘れて、普段雑談しているような雰囲気で発表を始められます。
緊張していることを聞き手に打ち明ける
それでも緊張している場合はどうするか。
僕は雑談が終わってから本題に入る前に、あえて緊張していることを聴衆者に伝えています。
「久しぶりに話すと緊張しますが、お手柔らかにお願いします」
などと、自分が緊張していることを聞き手に打ち明けています。
単に緊張していることを打ち明けているだけなのですが、自分が緊張しているという事実を聞き手に理解してもらうことで、不思議と心が軽くなった気がして緊張がほぐれます。
自分が落ち着く姿勢で話す
本題に入って話しているときも緊張しているということもありました。
そういう時は、自分がリラックスできる立ち姿や格好を意識してみてください。
僕の場合はポケットに手を突っ込んだ状態で話すというスタイルが一番落ち着きました。
発表の時はいつも右手にはレーザーポインタを持っているのですが、左手は空いている状態。
そうすると左手が手持ち無沙汰というか、どうにも落ち着かない状態になってしまいます。
どうしたもんかと思っていたのですが、国際学会で外人が発表しているのを見ていると、みんな左手をポケットに入れていたので自分もそれを真似てポケットに手を突っ込んで話すスタイルにしてみました。
すると、以前より落ち着いた状態で話すことができ、緊張せず自分のペースで話すことができるようになったのです。
日本だと、人前でポケットに手を突っ込みながら話すというスタイルは失礼だと捉えられてしまうのでなかなかやり辛いですが、海外の人の前で話す時はそのスタイルで話しています。
自分が落ち着くスタイルで話すのは非常に重要で、緊張を和らげるための助けになると思っています。
みなさんも自分が落ち着くスタイルや格好を探してみてください。
話す時はゆっくり話すことに集中する
僕の場合はこの点が1番の課題でした。
緊張して呼吸を忘れて早口になる。そして口の中がカラカラ。。。
日によっては胃が痛くなるなんてことも。。。
こんな悪循環でしたが、発表する時は話すスピードをゆっくりにするようにする。
その一点に集中して話しています。
スライドのページをめくるタイミングで一呼吸置くことも重要です。
要所要所で呼吸を整えて、喋るスピードが早くなってないか確認しながら行っています。
今回は僕が実際に行っている「人前で話すときに緊張を和らげる方法」の紹介でした。
実際に試してみて、自分に合った緊張を和らげる方法を是非見つけてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?