いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 8

恋愛って衣食住じゃん。
最初は自分を着飾るための衣装。
次に恋愛は食べるものになる。
心の栄養かな。
そして最後に住むところになる。
落ち着く場所って言うか、簡単に言ったら結婚だね。
・・・・・・・・・・・・☆☆ちゃんが東京にいるのは別の理由があるんだよ。
☆☆ちゃんは女だよ。
☆☆、心配すんな。
☆☆の夢が叶うまで、
「もういい！あたし、デザイナーになれると思ってない。もうだいぶ前からわかってた。手に入らないものばっかり欲しがって人生失敗したよ。〇〇ごめんね。」

〇〇君と一緒にいたいって言えばよかったのに。
「ハイハイ、私は最低です。」
片思いってそういう病気だからね。
「なんで私じゃダメなんだろ。」
なんで俺じゃダメなんだろ。俺も〇〇君と対して変わんないだけとなあ。
帰るところも何にも。
「△△ってなんなの？」
君のことを好きな男。
それだけ知っててくれれば僕は幸せです。
・・・・・・・・・・・・
好きな人いるんでしょ？
「わかんない」一番初めに思い浮かぶ人よ。

・・・・・・・・・・・・
この間、俺、おめでとうって言いましたけど、間違ってなかったですか？
幸せなんですか？

◇◇さんは間違ってないですよ。
自分の、思った通りでいいと思います。
でも私、多分、多数決があったら毎回毎回ダメな方です。
ダメな方はダメな方でそこで一緒にいればいいじゃないですか。
そこでも多数決があったら一緒にいる人だんだん減っていきますよ。
俺は最後までそこにいますよ。
多数決が何回あっても俺は◇◇さんのところにいます。
そこにいます。
最近ずっと、◇◇さんのこと考えてました。
何をしててもずっと◇◇さんのこと考えてました。
私もずっと〇〇さんのこと考えてた。
同じだね。
◇◇さん、好きです。

僕が最初に思い浮かぶ人は誰だろう。
奥さんかな。
同じ社内の約30歳年下の片思いの子かな。
わからないや…
片思いの子には、僕が好きだってことを知ってくれればそれだけで僕は幸せと言えるかな。

でも、奥さんのもとに戻らなきゃ。

奥さんへ
大好きです。
一生そばにいさせてください。