『Still wakes the deep』と、ウォーキングシミュレーターの「限界」
わたしは普段執筆している批評のなかで、特定のゲームを否定する、こき下ろすということはあまり積極的にしていない。
これには(恐らく世間で考えられる理由とは別に)理由があるのだけど、それはさておき、わたしにとって興味があるのはそのゲームを褒める・けなす、またそれによってソーシャル・メディアの派閥争いに加担することではなく、「〈なぜ〉そのゲームが好ましいのか、あるいは好ましくないのか」という作品そのものの美や価値にある。
だからこそ、今あえて取り組みたいのが、2024年の中でわ