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教育学部なのに大学院にいった理由

大学院と聞くと、
大学院=研究漬けといったイメージや、
「理系」のイメージがあるのは私だけでしょうか。

実は教育学部にも大学院があります。

今日はなぜ私が大学院に行くことにしたのか、その理由と実際に大学院へ行って感じたよかったところをお話しします。

大学院へ行こうと思った理由

①もっと教育について学びたいと思ったから

・教育とは何か。どんな子どもを育てようと思って教壇に立てばよいのか。など、様々なことが曖昧なままなんとなく教員という仕事をしたくはなかったので、教育に何が求められているのか、何ができるのか、どんなリスクがあるのかといったことを学んでから教員になりたいと思った。

②専修免許にするため

・これについてはあまり知らないが、とりあえず給料が高くなるらしい!ラッキー✌️
・教頭とか校長の仕事にも興味があるので、自分としては免許をグレードアップさせておいても損はないなと。

③やり残したことをやるため

・コロナで2年間何もできなかった時期があったので、その分楽しみたかった!

実際に大学院に行ってよかったこと

①人との繋がりがより広くなった。
・授業の補佐(TA)に入って後輩との関わりが深くなったり、学会などの発表を通して他大学の教授や院生とのつながりも広がった。

②やり残したことをできた
コロナで制限されていた部活も通常通りに戻り、自己ベストを更新して最後までやり切れた。

③自分と向き合う時間ができた
教員になる!ってだけ決めて突っ走ってきてしまっていたので、「何歳までにどんな教員になるのか。」「どんな授業をするのか」など「なりたい自分」について考えられた。

④学会発表などを経験できた
人の前で自分が研究してきた内容を発表し伝える。自分は国際学会に参加したのでさらに英語で伝えなければいけなかった。
質問という名のナイフでグッサリ刺されて挫折したのも今となってはいい経験。

⑤しっかり研究に打ち込めた
気になっていたことを研究の対象として扱えた。
そして更なる疑問が湧いて、今はそれについて考えるのが楽しい。
「運動錯覚」というテーマに出会えたことが何よりの財産。

⑥非常勤講師の仕事
大学を出ていれば免許状を持っているので教壇に立てる。
非常勤講師の仕事をして半分学生、半分社会人って感じ。
いきなり社会に出るんじゃなくて、ワンクッションはさめたのが、心の準備にもなってよかった。
この2年間の経験という自信を持って新社会人になれそう。

まぁ、たったの2年なので、損するとか得するとかはあんま考えなくていいと思う。

大学院に行って、人生が大きく変わるくらいすごく意味のある2年間にすることもできるし、ボケーっとギリギリを過ごしてなんとなく免許だけとるってこともできる。

理系じゃなくても大学院に行く価値は十分にある。

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