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ネットの情報はいい時と悪い時がある。ネットの情報を鵜呑みにした結果

この話は、私の病気についての話になります。

病気が少し回復に向かっていたのがまた再発し始めました。

元々、心配性の性格の私が過度のストレスから過敏性腸症候群になりました。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群には3種類のパターンがあります。
・下痢型
・便秘型
・ガズ型

私は下痢型で、不安や緊張でトイレに行きたくなります。

例として、大事な会議や試験の時に限って下痢をする。緊張したらお腹が痛くなってトイレに行きたくなる。

3、4年前に母親と他県にショッピングに出かけた時に高速道路で事故が起きててかなりの渋滞をしていました。

全く車も進まず状態。その時にお腹が急に痛くなりトイレに行きたくなりました。

でも、高速道路で渋滞していてまさに最悪の状態でした。我慢するしかないので一生懸命我慢してなんとか波は収まったけど、次の第2波の波が押し寄せてきました。

その時点で私は、冷や汗は止まらないのに体はカァーー熱くなり、もうパニック状態です。

その事をきっかけに、高速道路に乗るのが怖くなりました。また渋滞にハマってその時にトイレに行きたくなったらどうしよ。という不安でいっぱいです。

普通の人なら我慢できると思うのですが、この過敏性腸症候群下痢型は我慢ができないほど猛烈にトイレ行きたくなります。

下痢型のサラリーマンの人だったら、各駅電車でその都度、下車してトイレにの繰り返しで会社に行く人もいます。

予期不安障害とは?

まだ起こりもしないのに「もし、またパニックになったらどうしよう」「車に乗って渋滞にハマってトイレに行きたくなったらどうしよう」と発作などが起きてしまったらどうしようと色々と考えてしまう事です。

私は特に予期不安障害がひどいので、従姉妹が結婚すると聞いて結婚式の日取りを聞いた日から私の頭の中では、結婚式場までのルートやパニックを起こさないか結婚式当日まで約半年以上不安でした。

予期不安障害の方ならわかると思うのですが、常に頭の中で何個もの考え事をしている感じで悩みや不安が常に頭の中をグルグルしている感じです。

当然、寝ている時も何か考え事をした感じで寝ているので睡眠不足、脳も疲れまくってます。

次第に車の運転中にパニックになり運転できなくなり、母親に迎えにきてもらった経験もあります。

心療内科での治療

ネットで色々どこの病院がよくて家から近くていい所を探して心療内科に通うよことに。

先生は患者さんに不安を抱かせないために白衣は着ず、ラフはTシャツにジーパンスタイルでした。

何度か通って薬をもらい良くなってきて、薬の量も自分で調節して飲んでいいと言われました。

先生はいつも「パニックを起こして死ぬことはないから大丈夫。一生この病気とうまく付き合っていくしかないから」と言います。

私は病気を治したいのにと思いながらも、パニック障害の本や自律神経にいい食べ物やお茶色んな物を今でも試しています。

その内、薬を飲まずとも生活できるようになり薬はお守りで持ち歩くようになりました。

色々とネットで検索

私には韓国人の彼氏がいて日韓カップルです。将来は結婚もしたいと思っているのですが、こんな私が韓国に行って住めるのか色々悩み始めました。

1日でも早く治したい気持ちでいっぱいです。

色々調べていくうちに、私が飲んでいた薬は妊娠・妊活は出来ない。

妊娠したとしても100%確率で奇形児が生まれる。など色んな事が書かれていました。病院ではそんな説明をされた事がなかったので考えたこともありませんでした。

彼氏は子供が欲しいと言っているのでこの薬を飲まずに治してやる!!と覚悟を決めたのですが、不安、パニックを起こしそうになる度に「薬を飲みたい」「でも飲んだらあかん我慢せな」と今薬を飲んでしまったら振り出しに戻ってしまうと思いました。

再び再発

予期不安障害やパニック障害は治ったかな?と思っても波がありまた再発する人も多いです。

我慢して我慢して半年くらい薬を飲まずに生活していましたが、コロナの不安や我慢しすぎていたせいで悪化してしまいました。

彼とも将来のために必死で治そうとネットの情報を鵜呑みにしていました。

車を運転できなくなってからはもっぱら助手席ならまだ大丈夫だったので母親と買い物に行ったりしていたのですが

その日も母親が買い物に行くとのことであまり気分は良くなかったけど、全く家の外に出ないのも良くないと思いついて行くことにしました。

家からイオンモールの半分辺りの距離で急に動悸、トイレに行きたい、手が痺れる感覚になり信号待ちで目の前にコンビニがあったので、母親に「あかん、無理や」と一言いい残し、車から飛び降りました(笑)

母親は買い物と人と会う約束があったので私は歩いて帰りました。休憩を何回も挟んだので1時間半くらいかかりました。

そこからは車自体が無理になり、知り合いに紹介してもらい以前とは違う心療内科に今通っています。

以前、通っていた心療内科はみんな口を揃えて「あそこの病院だけは絶対に行ったらあかん病院やで」と後から知りました。この話は知り合いの病院関係の人も行っていたのでネット「あの病院はいい」「先生が丁寧で〜」などの情報見て選んでしまったのがダメだったなと思いました(笑)

今の心療内科の先生は本当にいい先生で、きちんと話を聞いてくれて薬を処方してくれます。

出産や妊娠・妊活に対しての薬の抵抗について相談も「妊娠して子供のために薬を我慢して辞める人は流産する確率が高い」と言っていました。
 
もう一つ「うちの病院でもパニックや予期不安障害などの患者さんは沢山いるけど、みんな薬を飲みながらでも健康な赤ちゃんを産んでいる」と言われて私は安心しました。

薬を飲んでいるせいで「奇形児ばかりの子供ができる病院と言われて訴えられて病院潰れちゃうよ(笑)」「私が今まで見てきた患者さんの子供はみんな元気に育っている」「ネットでデタラメを言う人が沢山いるから」と言っていました。

以前の病院では「一生病気と付き合うしかない」と言われましたが、今の先生は「一緒に頑張って治療をしていきましょう」と言ってくれます。

診察の時に前回の診察からどうだったかきちんと話を聞いてくれて、その内容によって薬の種類を変更したりとすごくいい先生です。

まとめ

ネットは簡単になんでも調べる事が出来ていいことも悪いこと、デタラメなこと沢山あるからきちんと見分けないといけないなと思いました。

無理やり我慢していた私も悪いのはわかっていますが「1日でも早く治したい!」という気持ちが強すぎで招いてしまった結果でもあります。

これからはいい情報だけをインプットしていきたいと思います!!

まよまよ先生のnote毎日更新企画にも参加中です♪

本日も読んで下さりありがとうございました♪( ´▽`)


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