ヒカルド・マリオ・ゴンザルベス教授 『歎異抄』 第1章 註5 弥陀の本願 毎朝のお朝勤の後にポルトガル語の仏教書を少しづつ読みます。日本語翻訳あり。
おはようございます。 今日も一緒にお参りをいたしましょう!
Bom dia a todos! Vamos juntos rito matinal.
今日は観無量寿経です
O Sutra da Contemplação da Vida Imensurável
今日のテキスト
翻訳:
すべての生き物を救済する誓願、それは絶対的な慈悲から生まれ出るすべての誓願の本質であり、根源であるため、原初の誓願とも言われます。
重要な単語のリスト:
Voto - 誓願
salvar - 救済する
todos - すべての
seres - 生き物
Original - 原初の
Primordial - 根源的な
ser - である
a - ~の
essência - 本質
raiz - 根源
de - ~の
todos - すべての
os - ~の
Votos - 誓願
emanados - 生まれ出る
da - から
Compaixão - 慈悲
Absoluta - 絶対的な
翻訳にあたっての大事な構文の解説:
"O Voto de salvar todos os seres" - この部分は主語と動詞の関係を中心に持つ構文です。"Voto"(誓願)が主語で、それが何をするのかを示す部分が"salvar todos os seres"(すべての生き物を救済する)となります。
"Original ou Primordial" - この部分では、同じ意味の単語を2つ繋げて強調しています。日本語での「原初の」や「根源的な」という意味合いを持つ単語を示しています。
"por ser a essência" - "por"は原因や理由を示す前置詞で、その後にくる"ser a essência"は「本質である」という意味を持つ動詞のフレーズです。
"a raiz de todos os Votos" - ここでは"raiz"(根源)が主語として使われ、"de todos os Votos"(すべての誓願の)が修飾語として機能しています。
"emanados da Compaixão Absoluta" - "emanados"(生まれ出る)は過去分詞形で、"da Compaixão Absoluta"(絶対的な慈悲から)という部分がこの動詞を修飾しています。
このように、ポルトガル語の文章は、主語、動詞、修飾語の関係を理解することで、より深い意味が把握できます。
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Capítulo I
Quando, firmes na certeza de que, salvos pelo Voto de Amida1 que escapa ao alcance de nosso pensamento2 alcançaremos o ir-nascer na Terra Pura3 brota em nosso coração o desejo de recitar o Nembutsu4, imediatamente alcançamos a graça de estarmos definitivamente seguros, sem a possibilidade de sermos rejeitados. O Voto Original5 de Amida não faz distinções entre velhos e jovens, bons e maus, reclama apenas um coração sincero, puro e inabalável. Isso porque é um Voto que visa salvar os seres carregados de pesadas culpas e profundo mal, que têm paixões e desejos fortes e resistentes. Assim, para se confiar no Voto Original não são necessárias outras práticas virtuosas, por não haver prática virtuosa superior ao Nembutsu, nem se deve temer o mal por não existir mal que possa obstruir a ação do Voto Original de Amida.
Assim disse o Mestre.
ポルトガル語から日本語訳
第I章
思いの及ばない阿弥陀さまの誓い1によって救われ3、浄土に生まれることを確信し4、私たちの心には念仏の称名の願いが湧き上がります。その瞬間、私たちが確実に救われ、拒絶される可能性がなくなるのです。阿弥陀の原誓願5には、老いも若きも、善人も悪人も区別はなく、ただ真実で純粋で揺るぎない心を求めています。それは、重い罪と深い悪を背負い、強く抗えない煩悩と欲望を持つ衆生を救うための誓願だからである。だから、原誓願を信じるためには、他の善行は必要ありません。なぜなら、念仏よりも高い善行はなく、悪を恐れる必要もありません。なぜなら、阿弥陀仏の原誓願の行動を阻む悪は存在しないからです。
と師はおっしゃいました。
翻訳:
ポルトガル語の大事な単語とその日本語訳:
Capítulo - 章
certeza - 確信
Voto de Amida - 阿弥陀の誓願
pensamento - 思考
Terra Pura - 浄土
Nembutsu - 南無仏
graça - 恩恵
Voto Original - 原誓願 (本願)
distinções - 区別
velhos e jovens - 老若
bons e maus - 善悪
coração sincero - 真実の心
pesadas culpas - 重い罪
paixões e desejos - 情熱と欲望 (煩悩)
práticas virtuosas - 善行
superior - 上位の
obstruir - 阻む
ação - 行動
Mestre - 師
salvar - 救う
翻訳にあたっての大事な構文:
"Quando, firmes na certeza" - "確信して" という時制と条件を示す構文。
"brota em nosso coração" - "私たちの心に湧き上がる" という動詞の主語と対象の関係。
"O Voto Original de Amida não faz distinções" - "阿弥陀の原誓願は〜を問わない" という否定文の表現。
"Isso porque é um Voto" - "それは〜だからです" という理由を示す構文。
"Assim disse o Mestre" - "師はそう言った" という過去の出来事を示す簡潔な構文。
原文
一 弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり。弥陀の本願には老少善悪のひとをえらばれず。ただ信心を要とすとしるべし。そのゆえは、罪悪深重煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にてまします。しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆえに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきがゆえにと云々
山寺さんの現代語訳
阿弥陀仏の誓願の不可思議なはたらきにお救いいただいて、 必ず浄土に往生するのであると信じて、 念仏を称えようという思いがおこるとき、 ただちに阿弥陀仏は、 その光明の中に摂め取って決して捨てないという利益をお与えくださるのです。
^阿弥陀仏の本願は老いも若きも善人も悪人もわけへだてなさいません。 ただ、 その本願を聞きひらく信心がかなめであると心得なければなりません。 ※なぜなら、 深く重い罪を持ち、 激しい煩悩をかかえて生きるものを救おうとしておこされた願いだからです。
^ですから、 ※本願を信じるものには、 念仏以外のどんな善もいりません。 念仏よりもすぐれた善はないからです。 また、 どんな悪も恐れることはありません。 阿弥陀仏の本願をさまたげるほどの悪はないからです。
このように聖人は仰せになりました。
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