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【雑記】結局書けんかった
いつもありがとう。出雲黄昏です。
遡り、9月のこと。
「ああ、これ文學界新人賞間に合わんわ」
と、諦めた。
だって書いている最中から、これ絶対だめじゃん。と思うわけです。物書きあるあるですね。
そんな五大文芸誌の公募用に、書きかけのまま捨てた原稿が、指折り数えてみても5作はあろう状況です。
しかも純文学系の公募に出したいと思いながら、未だ一作も出せていないという始末。愚か者 あきれてしまう 自戒せよ。
しかし、それでも、やっぱり!純文学が好きだから。目標、もとい夢は、「山陰勢初の芥川賞受賞作家」……というのは、あまりに無謀で宣言したくなかったが、退路を絶つため、ここに決意を残そう。せめて一回は公募に出す!
なお、僕の住まう山陰地方は芥川賞作家をひとりも輩出していない。文芸でも過疎ってる地域。
おい黄昏。そもそもお前、作風が純文学じゃねえだろ。とツッコまれそうです。たしかにweb上で公開している物はエンタメ色が強い。いや、違うんだって。アマチュアのなんちゃって純文学作品に需要なんてあるものか。と思うわけでweb上では、まー、読まれないでしょうと評価せざるを得ない。
一方で、純文学色の強い作品をwebでアップしている(おそらくアマチュアの)素晴らしい作家さんもいて。その作家は、はっきり言ってプロレベルだと思っている。
その凄腕作家さんもあまり読まれている気配はない。さみしいもんだ。ただ、アマチュアの作家を応援する人の気持ちが初めて理解できた瞬間でもあった。
まあ純文学は人気のないジャンルだし、仕方ない。そもそも純文学って言われると定義がよくわからないし、とにかく、よくわからん難しそうなやつ。みたいな認識があるのだと思う。
全然そんなことなくて、むしろ作者によっては、一般文芸よりはるかに読みやすい。
まあライトノベルだろうが、文学性のある作品はあるわけで、こうやってジャンル分けするのもナンセンスという見方があることもわかっている。ただ、商業でこういう区分けにされているから、それに乗っかろうと思えば、自分がどこに属すか、属したいか考えないといけない。僕が書きたい、あるいは読みたい物に近い物が純文学に分類されるだけであって、強いこだわりはない。一か月後には電撃小説大賞で対戦お願いします。などと呟いているかもしれない。
異世界転生とか、剣と魔法のファンタジーとか、ライトノベルで人気のジャンルも挑戦したいと思う。ただし、自分の筆遣いを殺さなければ読者がついてこないというのがわかりきっているので、それらを生かしつつ書く技術がないだけ。折を見て挑戦したい。
んで、まあ、僕も純文学風味の作品を次回は上げてみることにする。ここで、あえて僕があまり使いたがらない言葉で言う。拙作です。と。
もとより公募用に書いていた作品を、一度ボツにして、エブリスタのコンテスト用に改稿したもの。
しかしさあ、主人公の性格が悪くて、イコール作者の思想と思われるのが怖い。思想的に現代にそぐわない、いやーな感じの奴のくせに自己肯定感高め。加えて作中で表現したい物もあまりに不明瞭。純文学にもエンタメにもなっていない。悪い要素を上げればきりがないくらいに反省しているんだが、まあそれでも、当時執筆中の出雲黄昏はこれを面白いと思って書いていたらしい。
ただ、小説の良し悪しを判断できるのは僕じゃない。
例えば作曲家の植松伸夫氏の名曲「ザナルカンドにて」。ファイナルファンタジー10のテーマ曲。この曲も元々それ用に書き下ろした物ではなく、違う作品のために書いた曲で一度ボツにした(?)作品だと植松氏は語っていた。
僕もこの事例に便乗する。これは言い訳か。まあ、言い訳だ。自信がないからね。心地よい読み味ではないだろうし。でもきっちり洗練させてアップするから、読んでみてほしい。僕の本来的な筆遣いを。
嫌になったら消せばいいしね。恐れるな、晒してしまえ。
後日noteとエブリスタへアップする。たぶん火曜日くらい。
エブリスタの超妄想コンテスト「ニセモノ」へのエントリー作品。規定に合わして8000字以内の短編として。
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教えてもらった小説ハイライトで作成させていただきました。