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「幸福予算」を家族や個人といったミクロレベルでも。

▽ニュージーランドの「幸福予算」

3年前ほどのニュースですが、
2019年5月末、ニュージーランド政府は、幸せをコンセプトに入れた予算「ウェルビーイング・バジェット(幸福予算)」を発表した。
国や国民の幸せを体系的に考え、予算に落とし込んだ国としては世界初であるとのこと。

経済が豊でも”幸せ”とはいえない。

ジャシンダ・アーダーン首相は、「経済的な幸福だけではなく、社会的な幸福にも取り組む必要がある」と述べ、国の財政運営への新しいアプローチとして「幸福予算」を国家予算に組み込む事を発表したのです。

「ウェルビーイング・バジェット(幸福予算)」は、5つの基軸を中心にまとめられていて、以下を重要項目をしています。

  1. メンタルヘルス支援

  2. 子ども幸せをサポート

  3. マオリ族と南太平洋諸国系の生活向上

  4. イノベーティブな国家創生

  5. サステナブルな経済社会への移行

「継続的で利他的な支援が幸せにつながる」とアーダーン首相は述べていて、国をあげて「思いやり、共感、幸福」を国で取り組むなんて素敵ですね。

▽ミクロレベルでも「幸福予算」

私は、大きな国単位でできるので、小さな組織や家族レベル、個人で取り組むことは可能なんじゃないかと思いました。
例えば、

  • 企業などの組織でも「社員の幸福」のためのウェルビーイング予算を確保する。それで社員旅行や学びの補助になったらエンゲージメントが高まりそう。

  • 家族が幸せになるために、年間の「幸福予算」を決めて確保しておき、家族が揃った時にお金を使う。「幸福日」なんかを家族で決めても良いかもしれない。

  • 自分のお小遣いの中から「幸福」につながる予算を確保しておいて、ちょっとした贅沢なんかをしてみる。もしくは他者のためにお金を使ってみる。

こんな事ができないなぁ〜と今日はふと考えていました。

▽「幸福」は怪しいものという認識

というのも、「幸福」という言葉を怪しむ人がたくさんいたので、「幸福」という言葉が身近になればいいなと思ったわけです。

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先日の出来事。
あるイベントでカレーを提供するお店を出店したく、カレーの研究をして1人でしていました。
そして勝手に職場でお昼時間に試食会を開催。笑
そのカレーが美味しいと好評だったので、食べた人が幸せな気持ちになれるようにと「幸福カレーにしよう!」と言ったところ「怪しいから売れない」と猛反対を受けました。笑

と、こんな出来事があったのです。

諦めず、カレーの研究とカレー店の妄想、私のチャレンジは続く。。



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