
夏の風物詩「花火大会」が戻ってきた
夏の風物詩でもある「花火大会」が今年は各地で開催されているようですね。
私の地元も今日が「花火大会」でした。
新型コロナウィルスの影響で2年連続で中止となり、3年ぶりの花火大会。
この時を待っていた人多かったんじゃないかな。
花火大会のない2年間は「夏」を味わう事ができなかった気がする。何となく寂しい夏でした。
と言いつつ今年は「花火大会」へは行けず、
遠くから聞こえる花火の音だけを聞きYoutubeでライブ配信を見ながら思い出に浸っていました。
▽花火大会の由来は?
さて、そもそも花火大会って何のためにおこなわれるようになったのでしょう?
ただ観て楽しむものではなく意味があったはずです。
「花火大会」として日本で最初に始まったのは”江戸時代”のようですね。
もともとは花火は”慰霊や疫病退散が目的の行事”だったとされています。
供養を目的とした「花火大会」は日本各地で今でも開催されているようで、長岡の花火大会なんかは第二次世界大戦の長岡空襲で亡くなった方の慰霊を目的とした花火大会です。
そのように花火はお盆におこなわれる送り火、迎え火の一種ともいわれており、ご先祖の霊を送り迎えする意図があったようです。
だけど、今の花火大会は音楽に乗せて豪華に打ち上げられ、
会場には出店がずらりと並び、多くの人が集まって楽しむイベントに変わっていっていましたね。
▽花火師という職人
花火大会の復活を一番待ち望んでいたのは花火師さんではないでしょうか。
花火大会のために一年をかけて花火の製作をする。
しかし、一年かけて作った花火は「中止」という判断で日の目をみることができず一番悔しい思いをしていたと思います。
でも、花火師さんという職業って特殊ですよね。
伝統的な「職人」と言われる多くは、何かを作り、そして後世へ残し、技術を後継者へ継承していく。
だけど、花火って誰かの手に渡るものではなく、残されるものでもなく、空高くに打ち上げられ、多くの人に感動を与え次の瞬間から消えていく。
ただ一瞬のためだけに、魂をこめる花火師さんってかっこいいな。
そして、この時代に残っていることが素晴らしい。
花火師さんありがとう。
私の父は今年の3月に他界しました。
地元の花火大会は毎年一緒に行ってたっけな。
今日は少し父親を思い出しました。
お盆にまた「花火」やろう。

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