"ゾーン"に入る|フロー体験とは
今日は”ゾーン”。心理学的にはフローのお話。
ゾーンに入るという言葉は聞いた事があると思います。
とくにスポーツ選手なんかは、研ぎ澄まされた集中状態の中で、いつも以上の力が発揮できる不思議な力があると言われています。
野球選手では、ボールが止まって見えたとか。
私もサッカー経験の中でやけに調子が良く、「今日はシュートを外す気がしねぇ」みたいな経験があったような、無かったような。笑
▽究極の集中状態
心理学的にはこれを「フロー」と言います。
では、フローとはどのような状態なのでしょうか。
なんか今日は時間を忘れて没頭していたな。
あれ?もうこんな時間?みたいな。
スポーツに限らず、このようなフロー状態になった経験は誰にでもあると思います。フロー状態が極まると”ゾーンに入る”なんて事も言われています。
▽私のフロー体験
私はモノづくりをする際に風呂に入る、フローに入る事がよくあります。
(終わった後はいつも汗だくで風呂に入りますが。)
先日も、壁一面に本棚が欲しいなと思い、土曜日に急遽ホームセンターで材料を買い、木材をカットして塗装を済ませ、日曜日に組み立てるという作業を行いました。
作業中は極限の集中状態の為、お腹が空くこともなく、ずっとやり続けていたいという気持ちが強くなります。
周りの目を気にせず黙々とやり続けてしまいます。
私の場合はトイレにも行かなくなったり。
私の場合、ただ単にモノづくりの作業そのものが好きなのではなく、きっと完成した状態や作ったものが大事に使われる事を想像をした時に「やりたい」という気持ちが強まり、そのスキルが活かされた時にフロー状態に入るのだと思いました。
モノづくりで同じものを作ったことがほとんどない。
常に新しいものを作ろうとしていて、作っている時はいつもワクワクしている。そんな気がする。
まさにその先に幸福感があるのを楽しんでいるような。
▽フローのメカニズム
フロー状態にある時は、自分が行っている事に対して苦しみが一切なく努力しているという感覚すらないようです。
面白いように仕事が進んだり、短時間で高品質なモノが生まれ、生産性も非常に高まります。
では、科学的にどのような状態の時にフローになりやすいか。
それは「挑戦」と「スキル」のバランスが重要で、目標設定が高すぎず、低すぎずちょうど良い状態があります。
「フローチャンネル」
自己のスキルより目標設定が高すぎると「不安」になり、自己のスキルより低すぎると「退屈」に感じてしまう。
この、スキルと挑戦のバランスがいい状態を「フローチャンネル」といいます。
▽組織でフロー体験を増やすには
フロー状態になると、短時間で高品質な生産性が高まるという様に企業にとっても良いことがわかります。
では、どのようにすれば良いのか、先日紹介した書籍「だから僕たちは、組織を変えていける」にも記載してありました。
「無我夢中」を作り出す5つの条件
上記の条件が揃うと、自分自身の心理的エネルギーがよどみなく100%発揮される状態になると書かれています。
この条件とフローチャンネルを意識してみると良いかもしれませんね。
「だから僕たちは、組織を変えていける」は下のnoteで少し紹介しています。
▽感謝のアウトプット
今日はお仕事の中で、利用しているメンバーさんと雑談をしている中で大きな学びがあった。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ。
ありがとう!
「ネットの中の推しに依存する」今日はこの学びがあったので次回のnoteネタで。(不確定)