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心の棘が溶けた話

ばなな先生の見方って独特だ。

今でこそ
「子どもはお母さんが大好き」
「大好きだから真似をするんです」
なんてことを
私も発信する側になって伝えているし
そんなもんだと当たり前に思っているけれど
出会った頃は全くそんなこと思ってもいなかった。


ばなな先生に出会った頃
私は自分のことが大嫌いだったし
いや、大嫌いって自覚すらなく
ただただ自分じゃない誰かになろうと必死だった。

そんなんだから、家族との関係性もまぁボロボロで。
母のことも嫌いだったし(そこは嫌いって思ってたな)娘は大絶賛思春期で、毎日バチバチしてた。

ある時、娘がすごくイヤな言い回しをしたことがあった。
正確にどう言った、ってのは覚えていないんだけど
なんていうか…こう…ハッキリ言わない嫌味みたいな言い方。

素直に「〇〇して欲しかった」って言うんじゃなくて
「あ〜あ、あんたが〇〇してくれないからダメになっちゃった〜」みたいな
遠回しに嫌味を言って責めてくるようなやつ。(伝わるかな?)
すご〜くイヤ〜なイヤミなやつ。

私はそこにカチンと来て、そこからバトルが始まるのがお決まりのパターンだったんだけど
その時は、母もまた同じ言い方で父と揉めていたことを思い出した。
母のその言い方、めっちゃイヤだったし、母の嫌いなところでもあった。

娘に遺伝(ではないけど)してるってことは
隔世遺伝するわけないんだから
私自身もそんな言い方をしているんじゃん!
と気づき、振り返ってみると
確かに言ってた…と、気づく。

激しく凹んだ。
母のイヤなところを私が受け継ぎ
それをまた娘に受け継がせてしまっていたのだ。

嫌悪感しかなかった。


そんな時、ばなな先生とやりとりする機会があり、そのことをシェアしたところ
「そのくらい大切に思っていたんですね」
とだけ返ってきた。

最初意味が全くわからなかったんだけど(笑)
謎を解くように考えていった時
私は母のことを大切に思ってるから
そんなイヤなところまで受け継いだし
娘もまた
私のことを大切に思ってるから
そんなイヤなところまで受け継いでいるんだ
と気づいた。

「なんだ、私、母のことも娘のことも大好きじゃん」
そう気づいた。
するんと肩の力が抜けた。


そこからパタリと、娘とはバチバチすることがなくなり、平穏な親子関係になりました
…とは、ならなかったけど(さすがにね)

でも、私の中にあった、大きな棘のようなものがなくなった。
なくなったって言うか、溶けていったような感覚。

少しずつ娘との関係が良くなっていった。
(今じゃ、すっかり仲良し)


ばなな先生の、あのひと言は大きかったなぁって、今でも思う。(多分ご本人は覚えていないだろうな)

悩んでる時って、ものすごく視野が狭くて、見方が固まっている状態になっている。
相当固まってガチガチなカンジよね。

そこに、ニコニコしながら
「こんな見方がありますよ〜」って提示しながら
そのガチガチなモノを優しく溶かしてくれる。

ばなな先生のお話って
そういうモノだと思う。


ということで
お話会、明日でございます。

(↑お申込みはこちら)

お話会参加はもう締め切ってしまったんだけれど
動画視聴は今日(6/7)までお申込み大丈夫です。(勘違いしてたぁぁ…昨日書けばよかった・涙)

追記:ごめんなさい!めっちゃ勘違いしてた!
本日6/7の23:59まで参加申込みできるんだった!


あなたの中にあるガチガチの棘が
溶けていきますよ。


小冊子は、読むだけで溶けます。
(いやホントに見方が変わります)

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いしかわ いづみ
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