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虫歯になりにくい食生活とは

今日は食事や間食についてのご紹介です。大福やまんじゅう、ケーキ、プリンなどなど食後や10時や15時、夕食後の間食、食べたくなってしまいますよね!
ただ、甘いものを食べるとむし歯になるよと昔からよく言われることかと思いますが、なんと同じ量の甘いものを食べても、虫歯になりやすい食べ方と虫歯になりにくい食べ方があります。
物を食べた後、お口の中は口腔内細菌の作り出す酸や飲食物が持つ酸により歯の成分が溶け出します(これが脱灰)。その後、時間をかけて唾液が溶け出した成分を歯に戻していきます(これが再石灰化)。この唾液が歯に成分を戻す時間をできるだけ長くすることがとても大切なのです。歯の成分が戻る時間が十分に確保されないことで次第に虫歯になっていくのだそうです。
この時、甘いものの「量」以上に食べる「頻度と時間」が大きく影響します。

図の上側のように朝昼夕の3食と15時の間食1回であれば歯が修復される青い時間が確保されます。一方、図の下側のように3食のほかに10時、15時、夕食後に間食すると青い時間が短く分断され、歯が溶ける赤い時間が増えてしまいます。こうなると歯の修復が追い付かず段々と虫歯になりやすくなってしまいます。
間食に甘いものは美味しいですが、食べ方には注意をしないといけませんね。食べたいと思ったら食事の最後にデザートのように食べて、間食を減らせば甘いものを食べても虫歯になりにくいということになります。
また、甘いものだけではなく、スポーツ飲料や野菜ジュースにも糖分が含まれていて酸が作られるので、何か飲食をしたら水でうがいをする習慣を身に付けると良いかもしれません。
いずみ中山歯科では虫歯になりにくい食生活についてもレクチャーできますので、お気軽にご相談ください。


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