東洋空想世界『blue egoist』観劇記録・11/23(昼)
みなさんは未知のものに対して…ワクワクしますか?それともドキドキしますか?(おーい急にどうした?)
私はというと…恐怖心や不安感がかなり強い質なので、ドキドキの方が勝ってしまいます(誰も聞いてないよ?)。
というわけで…緊張によるドキドキとちょっとのワクワクを胸に、東洋空想世界『blue egoist』を観に行きました。
なんで緊張してるかというと…開幕するまで内容が一切明かされず、前書きのような言葉とキャスト・スタッフ、それにPV(格好良い!)くらいしか情報がない状態。さてどんな物語なのか…ドキドキですね!
私がチケットの先行抽選に申し込んだ時はまだMVもなかった(…はず)のに、我ながらよくもまあ申し込んだもんだ…完全に出演者に釣られたね?(まあだいたいそういうもんだよね)
開幕してからもレポートを読まないようにして、ほぼほぼ情報がない状態にしていたので、この感想もなるべく内容に触れず、できるだけネタバレしないようにいこうと思うのですが、もはや作品の内容の感想ではないな…(いつもよりテンション低めでお送りします)
東洋空想世界=オリエンタルファンタジーと銘打っている通り、というか思った以上にファンタジーでした。めっちゃダークファンタジー。でもある面ではものすごくリアル。
あの格好良いPVからは全然想像できない登場人物たちと物語でした。びっくりしたよ…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)(後からPV見返すと片鱗出てる)
切り取り方によって見方が変わるし、人によって刺さる場所が違うし、全く受け付けない人もいるだろうなという気がします。ちょっと理解が及ばない部分もあり。
きっと万人受けする作品ではないだろうなと思うのですが…どうでしょう?私にはグサグサぶっ刺さりすぎて、満身創痍なんですが。
↓ここに載せようと思って久し振りに見ましたが、いつの間にか楽曲情報やら役名やらいろいろと情報が出ていましたよ(公演終了後に掲載したんですかね?)。格好良いPVはぜひ見てほしい!
私の観劇スタイルとしては、なんとなーくあらすじと登場人物を入れておく感じです。そうしないと誰が誰だか、どんな人物か分からなくなる…(←ひどいな!)。
今回は情報がないままで観たので、「いきなりこの格好良さはなんなの?ありがとうございます!」「と思ったらなんか不穏な雰囲気?」「人物紹介ですか?こういうキャラたちなんですね?びっくり」「えっ?今なにが起きた?」などと…状況把握で忙しい。
どこか傷を持つ者たちが身を寄せ合う、束の間の平穏な日々が愛おしい…と思ったりするのですが、急転する事態に一瞬何が起こったのか分からず、めっちゃ不安感を煽られる。いや、ホントとんでもないことが起こったな…。
最終的には、心臓に鉛の玉をぶち込まれたような、刀の切っ先を目の前に突き付けられるような気分になりました…なんか物騒なんですが、どうしてそうなった?(もちろんそんな体験したことありませんよ?)
その理由は…
登場人物のひとりの言動が私が今自覚している課題にドンピシャすぎて、まるで自分を見ているようでもあり、居たたまれなさすぎて、観ていて「うわー」と思ってしまいました…。さて私だったらどうするか?この人物のように振り切ってしまうか…?なんてずーっとモヤモヤ考えてしまいました。引きずりすぎてめっちゃしんどい…(´д`|||)
さらにこの観劇から数日後に全然別の思ってもみなかったところから、同じ課題を突き付けられることとなり…(しかも何回もくる)。
たぶんこの作品の一番大きなテーマではないところ(だと思う)なのに引っかかってしまいました。内容の記憶はもうぼんやりしているのに(忘れるの早いよ?)、いまだにこの時の感覚を引きずってしまっています。で結局のところダウンして寝込んでしまいましたとさ…いや、影響受けすぎだろー?(こんなに影響されやすい人間だったっけ?と自問自答してみる…ってそういや影響受けやすいオタクだったっけσ(゚Д゚*))
ひとときの邂逅を経てこの6人はそれぞれどんな道を行くのか…結末はどうなるのだろうか?…物語の果ての先に思いを馳せてみたり。なんとなく余韻を感じてみる。
さて主題歌の“blue egoist”の曲なんですが(急に話題を変えてみる)、観劇前と後とではガラリと印象が変わるなと。最初はただ格好良いなくらいの感じでしたが、後で聞き直すと「なるほどなあ」と思わせてくる。なんとなく登場人物たちの叫びにも聞こえる…と勝手に思っています。
観劇した後から私の中で荒れ狂っているものがあるのですが…それとこの曲がフィットしているし、「ああそうだよな」と納得感もあり、最近の私のテーマソングだなと思いながら聞いてたりします(またもや偏執的にリピートしてますよ)。他の楽曲も配信されたようで聞いてみようか迷い中。
などと影響受けまくりだったってことばかり書いてきましたが…
いや、実はただ単純にかいちゃん(七海ひろき氏)を見たかっただけという軽いノリで、この作品のチケット取っただけなんですけどね…(*´σー`)エヘヘ
かいちゃんが宝塚を卒業してからも以前とあまり変わらない姿で多方面で活躍しているのを知っていましたが、なかなか観る機会がなく…ようやく観ることができました。
このスタイリッシュイケメン集団(他に言い方はないものか?)にあっても違和感のなさよ…かいちゃん、恐るべし…!(「技名を考えてほしい」という謎の無茶振りに頭を抱えてる姿も格好良かったよ…!あの答えは…がんばったと思うよ?)