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花組『アルカンシェル』観劇記録・5/14(昼)

この日は花組『アルカンシェル』2回目にしてマイ千秋楽(本当だったら4,5回観る予定だったんだけどな)。そして宝塚の舞台に立つれいちゃん(我がご贔屓柚香光様)の姿を生で観られるのはこれで最後だということに家に帰ってから気付きました…(←遅い)。

この作品、分かりやすいっちゃ分かりやすいですし、観る回数を重ねた方が面白いなと思いました。
今回は(も?)私の独断と偏見による気になるところ・好きなポイントを挙げてみようかと思います(*´∀`)ノ


前回観た時はマルセルの髪型がくるんとなってましたが、今回は抑え目でした。短くてくるんとしてるの珍しい感じ(これはこれでかわいい)。

ピエロの衣装を脱ぐ時のマルセルの足の捌き方。蹴ってズボンを取っ払って(←言い方)そのままダンスに繋がるのが格好良い。足が絡まないかちょっと心配(でもそこは上手いことやるから!)。

“ミラクル”の歌でフリードリヒとアネットが並んでくるくる回るところが初々しくてかわいい。
眉間の皺が素敵なひとこちゃん(永久輝せあさん)は苦悩する役とかが似合う!と思っていますが、フリードリヒのような軽やかな役も似合いますね。
でもフリッツ「さっきの兵隊みたいな悪さはしない」って言っておきながらちょっとしてるじゃん!ってツッコミをいれたくなる(*σ>∇<)σ
そしてアネットだけじゃなくて、マルセルもカトリーヌもいつの間にかフリードリヒのことを“フリッツ”呼びしてるところが地味にツボ。

マルセルの部屋の場面で、ベッドに座ってコーヒーカップを持っているだけなのに格好良い(なんなんですかね?あの格好良さ?)。ついでに蝶ネクタイをはずす仕草も好き。こういうさりげないところにキュンとさせられるわけです!

男子たちがみんな帰ったという話題で使われた「三々五々」という言葉。なかなか使わないよ?ちょっと使ってみたくなる(←私だけ?)。そしてみんな飲み会に行ったと思ったマルセルの「俺は誘われなかったな」がかわいい(すねてる?)。飲み会行きたかったのかな?…まあ飲み会じゃなかったけどね。

慰問公演の後の国防軍有志による隠し芸大会…なぜ隠し芸がフラフープ?首で回してるのめっちゃ気になるなあ。

フリードリヒと連絡が途絶えがちなアネットに「あいつは気が大きいから生き残るよ」と励ますマルセル。フリッツのこと分かってるよ感が出てる!そんな仲良かったっけ?とニヤニヤしちゃう(  ´∀`)σ)∀`)

レジスタンス活動をしているマルセル。戦闘中のどこかで誰かと(ごめん忘れた!)背中合わせになるとこ。『二人だけの戦場』でもひとこちゃんとやってましたよね?(←うろ覚え)信頼感というか相棒感が滲み出るのが良いよね!
負傷したロベールの手当てしながらマルセルが「ずっと同じ舞台を踏んできた仲間じゃないか」と言うところ。ここでホッティー(帆純まひろさん)も辞めてしまう!と実感してしまう。
このセリフが現実とリンクしていて「きっといろいろあったんだろうなあ」と過去に思いを馳せてしまう…けどそんなことしてる場合じゃない!(ちゃんと観ないとね!)
あと地下水道の爆破操作所でマルセルとフリッツが互いに銃を構えて向かい合うところも好き。敵対しちゃうの?どうなるの?とドキドキ(いや結末知ってるけどさ…)。

ラストシーンでカトリーヌにこれからどうするのか、ニューヨークに行くのかを聞かれた時の、マルセルの「ああ」だか「うん」だかの言い方とあの絶妙な間がたまらないΣd(゚д゚*)
動揺しているようにも、迷っているようにも見えます。一瞬行くのかと見せかけておいて、カトリーヌのために残るのね。焦らすなあ。
それに喜ぶカトリーヌがマルセルの首の後ろに手を回して抱きついてぐるぐる回るところも好き。嬉しいが溢れてる!ホントラブラブですなあ(*´艸`*)
やっぱり最後はハッピーエンドでなくちゃね!(実は最初見た時マルセル死ぬと思ったからね…)

フィナーレでは、娘役さんたちに囲まれて踊る時は柔らかれいちゃんなのに(ピンクのお衣装もきれい)…男役の群舞になった途端に目に鋭さが宿るギラギラれいちゃん!そのギャップ!しびれますね゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚
それにれいちゃんひとこちゃんの掛け合いのようなダンスの絡みも笑顔で良いな。ホントこの並びもっと観たかった…!(←何度でもいう)

れいちゃんまどかちゃんのデュエットダンスはキラキラしていて幸せしかない♪やっぱりリフト前のれいちゃんの笑顔でうなずくの素敵だなあ。
デュエダンからのれいちゃんのソロダンス。一瞬たりとも見逃してはならないと目を凝らしました。軽やかでありながらも、広い舞台に独りで立つトップスターの重みを感じて涙。凛として美しい。
そうそう、パレードでは銀橋でくるっと一回転するのれいちゃん独自な感じで好き(他の方はやってないよね?)。でもこの回転も観られなくなるのかと思うと寂しい。

…以上、好きなポイントを挙げてみました(たぶんまだあるはず)。微妙におかしいものも混ざってる気がするのですがどうでしょうか?


この回はカード会社の貸切公演だったので、終演後にれいちゃんの挨拶がありました。ないと思っていたのでラッキー!
あんなに格好良くて素敵なのに、挨拶になると途端にかわいさが出てくるのはどういうこと?
噛んじゃった後に後ろ向いちゃうのもかわいいし(照れてる?)、「ハッハッハッハッ…」と笑いが止まらなくなってるのもかわいい。
それでいてキャトルレーヴと貸切公演のスポンサーのカードの宣伝をしっかりする辺りはさすがだなあ。幕が降りる間も腰を曲げて隙間から笑顔を見せてくれる姿もかわいい。れいちゃんの挨拶は短い時間のやつでもサービス精神たっぷりなのが嬉しい♪

 
私が宝塚の男役のれいちゃんの姿を見られるのは、もう5/25.26の前楽とラストデイのライブ中継しかないですが、最後までしっかり見届けたいと思います。映画館で号泣予定です。・(つд`。)・。

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