CUからアイスコーヒーに繋がる話
不意に「CU」と聴こえた。頭の中で。(たまにあることですがここでは詳しく書かないでおきます)
「何か意味があるのかな~」と思ったからネットで調べてみた。
するといくつか見つかった。
『銅』を現す化学記号。
close-upの略。
see youの略。
キューバの国名の略。
色々意味があって面白いな、と思っていったん終わった。
そのあと興味を引かれて、海外から来た観光客の記事を読んだ。
それはアメリカからきた男性が、日本で冷たいうどんを初めて食べた、という記事だった。アメリカには冷たいうどんは見かけないから、うどんは暖かいものだと思っていたらしい。
実は置いてあるチェーン店もあるそうだ。
アメリカでは冷たいうどんを
CU(cold udon)というアイコンで示すらしい。これで5つ「CU」の意味が見つかった。
この記事を読んで思い出したことがあった。
30年程前に家族でギリシャへ旅行した。
夏だったから日中は暑かった。
そこで私たちはカフェに入った。
父はアイスコーヒーを注文した。
すると、出てきたのは暖かいコーヒーだった。
父は英語は話せるので言葉が通じなかったわけでもない。
その後も彼は別の店でアイスコーヒーを頼んだ。
そこでようやくわかったのが、アイスコーヒーがなかった。現地の人たちは氷が入った冷たいアイスコーヒーを飲まないということだ。
どこで父はアイスコーヒーがどういうものかウェイターに説明をした。
「コーヒーの中に氷が入っていて、冷たいコーヒーだ」とかなんとか。
すると、ウェイターは持ってきてくれた。
暖かいコーヒーとグラスに入った水を。
父はようやくアイスコーヒーを諦めた。
ギリシャは暑いと言っても日影に入れば乾燥しているので涼しい。冷たいものをがぶ飲みするほどじゃないから生まれなかったのかもしれない。
暑いときは冷たい飲み物を飲みたがるのは一種、日本人の国民性かも。
結局CUからアイスコーヒーの思い出に繋がったのでした。
ギリシャでは今でもアイスコーヒーは置いてないのだろうか。
確かめに行きたいものです。
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