【№2983】”個性を伸ばす”という考え。
こんばんは。泉川です。
さて、最近ではよく「個性を伸ばすことが大切」と言われていますが、私は個性と言うものは後からついてくるものだと考えています。
最近の出来事で言えば、回転寿司、その他飲食店等での迷惑行為動画が問題になっていますが、こうした問題行動も個性と言えば個性なのかもしれませんが、一般社会においては迷惑かつ絶対に受け入れられません・・・。
そのため、今回のような行動を個性という一言で片づけてはいけませんし、こうした行動が個性として認められるほど迷惑な世の中はありませんね。(笑)
ただ、世の中で成功していると言われる方を見ても、”個性的”と言われる方が多いように思います。
この違いは何でしょうか?
私が考えるに、これらは個性を伸ばしたからではなく、長い年月の中で”世の中に歓迎されるように物事を進めていった結果”であるように思います。
つまり、世の中の多くの方に歓迎されているという時点で、こちらは個性ではないように思います。
世に認められた後に、たまに出てくる人と少し違う言動が個性として認識されているように思います。
こうした方々は「人の気持ちを考える」「心を読む」「人にうまく合わせていく」といったことにおいてのプロであり、それがベースにあるからこそ個性も認められるようになると思うのです。
その為、個性を伸ばそうとする前に、一般的な世の中で認めれる方が先だということですね。
様々な個性があるのは良いことですが、個性という言葉だけが先行し間違った方向に進まないようにしたいものです。
それではまた明日!
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