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20240401-0415 

4月1日
寝ていた。声が出なくてびっくりした。前日で燃え尽きたのだった。マッサージに行く。寿司を買って帰って食べる。海苔巻きが好きだ。もっとシンプルなことを言うと、海苔が好きだ。海苔だけを延々と黙々と長い時間食べていたい。ちなみに、海苔はいい海苔がいい。「一味違いますから、できればいい調味料を使ってくださいね」「差額にしてもたいしたことないですから是非いい調味料をお買い求めください」と料理研究家は言うが、そうもいかないのが我々だ。一番安い味噌と一番安いだしで味噌汁を作るのが我が愛おしい日常。しかし、海苔は、ダメ。いい海苔を食べてしまうともう安い海苔は食べられなくなる。全然違う。もう天地の差だ。食べたい。悔しい。いい海苔を食べる日常を送りたい。ああ、いい海苔を食べなければこんな思いはせずに済んだのになあ。

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で、この後、体調を崩す。数日後病院に行き気管支炎と診断されて、薬を飲み、そこからガタガタガタ。抗生物質が効かない。薬変更。一回に10錠飲む。さらに日は経ち、リスケ多数。みなさま大変ご迷惑をおかけしました。余談だが、私は薬を一気に飲むのが得意だ。小児喘息だったこともあり子供の頃からとにかく薬を飲みまくっていたそのおかげか一度にたくさんの錠剤を飲み込める。10錠は余裕だ。こうやって書いてみると、あまりにどうでもいいなこれは。

ここからしばらく日記メモをさぼる。
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元気を取り戻しました。

4月13日
昨年参加させていただいた『GAKU』という場で出会った高校生Pちゃんにお知らせをいただき、某都立高校の演劇部の公演を見に行く。3演目。どれも素晴らしかった。戯曲も面白い。なかなか攻撃的刺激的!部員の誰かが書いたのだと思うのだけど、一体どうやって書いたのかなあ、とか。どうやって稽古したのかなあとか、演出はどういう方法をとっているのだろうとか、見ている間いろんなことを考えた。表現の先にある、存在の強さ。まったくもってどんな表現も、「純粋」であることがどれだけ大切か。深く考えさせられる。Pちゃんを見ていたら自分が高校生だった頃も思い出したりしてつい泣きそうに。ともあれ行ってよかった。Pちゃんは先日のミクニヤナイハラプロジェクトを見にきてくれてとても長い感想メールをくれた。感じ、思いを持つ、抱え、育て、そして放つこと。交換すること。私も彼女に長いメールを書こう。そう思った。

4月14日
身体のあちこちが痛すぎるので整骨院へ。何日もかけて「整体 内股 痛い」「整骨院 ゴッドハンド」「整骨院 クチコミ おすすめ」とか検索するもよくわからなくて結局「直感」で決める。そんなもんだよね。

しかし私はここでマイゴッドハンドに出会った。出会ってしまったのだ。1時間強のゴリゴリ治療で、身体は生まれ変わったかのようだった。歩いてみると足の痛み、股関節の詰まった感じが消えている。「今までよく(この内股の足で)我慢してきましたね」「えらかったですね」と優しい言葉までかけていただいちゃってもう私はわーん!!って泣くかと思いましたよ。泣かなかったけど、びっくりして手を広げてジュリエット・ビノシュみたいに走り出すかと思った(すみません)。直感、えらい。そして直感を生んだ自分、よくやった。思えば今までの人生、ほぼ直感で生きてきた。それでここまでやってきたのだなあ。ギリギリセーフの日々、私はここに骨を埋め、ゴッドハンドに身体を預ける。すなわち長期治療を決め、次回予約を入れたという話。

頼まれてマンションの管理組合の理事を引き受けることになる。私に務まるだろうかと不安もあるが、いつかやらねばならないとは思っていたのでわりとすんなり受け入れることができた。

4月15日
暑いくらいの日。久しぶりにお会いした人に「わー金髪だー!」と言われた。そうなのだ。金髪なのだ。あまり鏡を見ないので忘れてしまう。しばらくこのままでいようと思う。

マクドナルドに入る。隣の席の人が堂々とおにぎりを食べていた。清々しいほど、堂々と。しかも、3つ。アイスコーヒーを飲みながら。面白いなあと思ってメモした。


この人が将来の自分に見えてならない

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