見出し画像

「判断をする」という仕事

今回の記事では、仕事の中では「判断をしなければならない」立場の人がいて、その人が何を基準にして判断をしているのか?について、自分なりの考えをまとめてみたいと思います。
#久々の投稿
#書きたくて仕方がない内容

「判断をする」ことが仕事の人

判断をすること自体が仕事となる人は、チームのリーダーだったり部署のトップだったり、会社の経営者だったりします。
要は、その組織(チームや事業)の舵取りを任される人がそうであり、その人がどの方向に進むのか?舵を取るのか?によって組織の未来が変わります。

どの方向に舵を取るのか?という選択肢は、少ないよりもなるべく沢山の中から選べた方が良いと思っていて、
そのために舵取りをする人は視野を広く持って、たくさんの知識や経験を得ようとします。
そうやって自らの世界観を広げることで多くの可能性(選択肢)を準備し、現場のその時々の状況を正しく捉え理解した上で進むべき方向性の判断を随時行っています。

現場の状況を正しく理解するためには?

舵取りをする人が現場の状況を理解するためには、そのチームメイト(社員やスタッフや従業員など)からのいわゆる「報告・連絡・相談」を頼りに行います。

この、「報告・連絡・相談」は社会人として当たり前にとても重要だと言われていますが、
その目的の1つである「今後の進むべき方向をリーダーが適切に判断するため」に重要だと意識出来ているチームメイト(社員やスタッフや従業員など)は果たしてどれだけいるでしょうか?

上司に怒られるから・・・
自分の責任を逃れたいから・・・
なんかよく分からないけれど・・・
そんな風にしか思っていなくて単に「報告・連絡・相談」をするだけでは、舵取りをする人からの信頼を得ることは出来ません。
#自分の保身や責任逃れではなく
#チームのためになっているか

逆に言うと、
自分の保身や責任逃れのために行っている報告・連絡・相談では、上司からは決して評価されない、ということになります。
では、どのような「報告・連絡・相談」をすれば上司からの評価に繋がるのか?
それは先ほどから書いてあるように、上司(舵取りをする人)が現場の状況を正しく理解できて「判断」がしやすくなるような報告・連絡・相談をすれば良い、ということになります。

判断を誤るとどうなるのか?

舵取りをする人が判断を誤るとどうなるのでしょうか?
実際の船だった場合は、遭難し帰還できずに沈没する、ということにもなりかねません。

それがチームや事業だった場合は、結果が出ず業績が上がらず閉鎖する、ということです。
舵を取る人の判断1つで変わるため、責任が伴ってくるわけです。

舵取りをする(判断をする)人は、自らの世界観を広げる努力が必要ですが、やはり現場の状況を正しく理解しなければならない、ということがそもそも前提にはあります。
現場の状況を理解するためには、「報告・連絡・相談」も含めたコミュニケーションが必要になります。
チームメイト(社員やスタッフや従業員など)側の人たちも、この舵取りをする(判断をする)人の責任の重さを想像し、判断がしやすくなるような「報告・連絡・相談」を含めた相互的なコミュニケーションをとる努力をしてもらいたいと思っています。
#判断をする =決断
#決断とは =覚悟と責任を伴う決定

オンライン会議で失われたもの

やや脱線しますが、コロナが流行りだしてからオンラインで会議とかミーティングを行なうことも増えたかと思います。
これはとても便利で、うちの事業所でも毎日・毎週のようにこのオンライン会議を活用しています。

しかし、同時に考えるのですが、このオンライン会議が使われるようになって逆に失われたものもあると思っていて、
#何かを得れば何かを失う
#等価交換

それがズバリ「雑談」だと思います。

同じ場所に集まって、顔と顔を合わせているからこそ自然に出来ていたこの雑談ですが、
オンライン会議上で雑談しようと思うとこれがまぁ難しいです。

雑談=無駄な話と認識している人もいますが、
この雑談があるからこそよりお互いの理解が深まるとか、現場の状況がより具体的に理解できるようになるとか、
雑談もコミュニケーションの一部であり、欠かせないものだと思います。
#取引先とのゴルフとか

雑談を含めた報告・連絡・相談スキルを伸ばすには?

舵取りをする(判断をする)人が、その判断を適切に行うためには、相互的なチームメイト(社員やスタッフや従業員など)とのコミュニケーションによる、現場の状況を正しく理解できることですが、

ここでチームメイト(社員やスタッフや従業員など)側の人に必要な、雑談を含めた報告・連絡・相談のスキルを伸ばす私なりの方法を1つ紹介したいと思います。

舵取りをする人が現場の状況を正しく理解出来る=頭の中で現場をより鮮明にイメージすることが出来る、という風に置き換えてみて、
相手(聞き手)の頭の中に情景をより鮮明にイメージさせる話し方=それすなわちすべらない話をすること、だと思います。

一昔前に流行ったお笑い芸人中心に繰り広げられるすべらない話、
あれはとても高度な話術が必要だと思っていて、一般の人が真似ようと思ってやってみてもなかなか上手く行かないと思います。
相手の頭の中にイメージさせることが出来るように、フリをしっかりと丁寧にした上で、緩急をつけてオトすという構成にしなければならず、そうでないと相手は決して笑ってくれないのではないかと思います。

雑談を含めた報告・連絡・相談スキルが伸びる保証はありませんが、遊び感覚で出来ますし、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。