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期待値を下げてみる

不満や怒りの感情は、他者に対して元々もっていた期待値よりも結果が下回っている際に生まれると思われます。

例えば、

今晩のおかずは大好きなカレーかな?と期待して(期待値を上げて)帰宅してみたら、

実際には昨日の残り物しか出てこなかった・・・

みたいな感じで、

自分が他者に対して期待しているからこそ、それが叶わなかった際に不満を感じ、怒りを覚え、ストレスが溜まるのだと思われます。


このことを踏まえていると、指導者やマネジメントをする立場の人は少し自分自身の心持ちが変わると思います。

要は、

こんなに教えているのだから、ここまでは理解できていて当たり前、とか、

国家資格を持ったプロなんだから、ここまで出来て当たり前、とか、


ついついそんな風に思ってしまいがちですが、そこの期待値をグッと下げてみると、不満や怒りなどのストレスを感じにくくなります。


ここだけ理解してくれていたらまぁ良いか、とか、

最低限ここだけは出来るのだったらまぁ良いか、とか、

そんな風に思うと、何とかやっていけるかなと思います。
#そう思わないとやっていけない
#それでも残された問題は山積み


他者は人それぞれ違っていて、得意なこと・苦手なこと、やりたいこと・やりたくないこと、何に対して喜び・何に対して不満を覚えるのか、

絶対にノルマをこなさないといけないのではなく、

決められた時間の中でどのくらい出来たのか、

同一労働同一賃金の考え方が進めば、年功序列ではなく、完全なる能力主義の時代にも進みそうなので、

指導する側やマネジメントする側の人間は、そんな風に他者に期待しすぎずに評価して、適材適所に配置すれば良いのでは?とか、最近は思っています。

でも、あまりにも期待値を下げすぎるのもなんかチーム全体の士気に影響してしまうため、バランスも大事で難しいところです。
#期待しすぎはダメ
#期待しなさすぎもダメ
#すべてはバランス