シネマ詠 一七 遊動円木揺れる妻は愛憎を封じて送る『お葬式』

画像1 シネマ詠 壱拾七 『お葬式』
画像2 1984年伊丹十三監督作品: 私達は何度も送り人として立ち会い。必ず一度は送られる人となる現実から逃れることはできない。しかもそれは、日常の延長にあり特別なことではない。思い出を慈しみ・哀しみ・笑って生も死も祝福する・・・お葬式は葬送の儀式であるよりその御霊を讃えて生者と死者をさらに強い絆で結ぶ結魂式であるべきだと想う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?