シネマ詠 参拾五『殯(もがり)の森』 死者よ眠むれよ透明に骨が風にて運ばれるその刻までも

画像1 シネマ詠 参拾五『殯(もがり)の森』
画像2 2007年 日本映画 河瀨直美監督 物語(虚構)の映画を求めないが、記録的でもなく、被写体との関係を自然な距離を保ちながら過ぎてゆく風景のように映し出す映画とでも言うのが正解か?映画が呼吸をしている・・・それに同調すると・・・その体験(時間)はイメージとして浮遊しながら際だった緊張と弛緩の間に間にいつの間にか刷り込まれていて、不思議な感動を呼び起こす。私的には『萠の朱雀』が一番好きです。

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