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【ポゴ解説】ひも理論

※Rubber bandモードの解説です
攻略のネタバレが含まれます
※僕は超ひも理論のことを名前以外知りません😑

完全に深いところまで理解しているわけではないけど、ポゴ勢のなかでもトップクラスにひもポゴをやった量が多いと思うので、自分なりの考え方や経験則をまとめてみた。

この記事は多少ひもポゴを触ったことがある人を対象にしている。やったことがない人はまずは身近なフレンドなり、よくリスナー参加型をやっている配信者などとやってみよう。


ここで僕のひもポゴ愛をひとつ語りたい。

ポゴというゲームには偉大な開発者Superkuによる偉大な発明がたくさん存在するが、僕はひもポゴこそがそのトップに君臨すると思っている。ひもポゴは21世紀を代表する発明。


記事内でまっちさんの動画をたっぷり使用させて頂きました。
Twitchのポゴ配信でよくひもポゴLoot co-opリスナー参加型でされているので、参加したい方はぜひぜひ😉

noteもどうぞ~。

1|基本の動き……そもそもゴムとは🤔

ゲーム内ではRubber bandモードと表記されている。Rubberつまりゴムである。ゴムとは何か。ゴムは伸ばすと縮む。勢いよく引っ張るとより伸びる。たくさん伸びると縮む力もすごくなる。

まず基本中の基本を見ていこう。


①相手がいる場所に向かって引っ張られる。

ひもが伸びて、縮む。これが基本だ。


②地形を利用して軸をずらして動くと・・・。

軸をずらして飛ぶと円を描いて飛ぶことになる。学生時代に物理をやっていた人はイメージがわきやすいだろう。僕は物理やってない🙄


ひもポゴの動きは大きく分けるとこの2つになる。後者はコンパスのイメージを持つとわかりやすい?(コンパス以外に良いたとえあったら教えて)

(追記)ハンマー投げというアイデアをもらいました。まさにこれです。コンパスとか言ってたやつのことは忘れてください。


2|基本の動き……ひもを伸ばすには🚀

ひもを伸ばせば伸ばすほど縮む力が大きくなり、大ジャンプができるようになる。これこそがひもポゴの醍醐味だ。ではどうやってひもを伸ばすか。

まずはわかりやすい真上に飛ぶケースを考える。これだけでも結構楽しめるからひも経験少ない人は実践してみてほしい。


①飛ぶタイミングが合い過ぎていると

スクリーンショット (173)

ひもが伸びないため引っ張る力が生まれない。ただみんなが同じ場所でぴょんぴょんするだけ。見てる側はかわいいがやってる側は虚無である。


②飛ぶタイミングが適度にズレていると

誰かが高いところにいるときに下からジャンプすることになり、ひもが伸びる。ジャンプする側はより強いジャンプになり、落ちてくる側はより強く落下する。これを繰り返すとすごい勢いで全体のジャンプ力が上がる。


では真上に飛ぶのではなく、横成分もあったらどうなるか。基本的な動きで出した画像を思い出してほしい。横成分があると円の動きが生まれる。そして真上と違ってひもが伸びている時間が長い。ひもを伸ばすことにおいては真上ジャンプより円ジャンプのほうが強力なのだ。

※補足 ポゴには若干のラグがある。自分の画面で見えている相手はほんの少し前の時間の相手である。ひもは自分の画面が基準だと覚えておこう。


3|普通に進もうとすると逆に進めない問題😵

より実践的な話に入る。紐をしばらくやってみるとわかるが、右に進もうと思って右に飛んでいるのに、なかなか右に進まないことがある。なぜそうなってしまうのか。

Aさんが先頭切って思いっきり右に飛ぶ
→ひもが伸びる
→ひもパワーで左に引っ張られて戻ってくる
→・・・

逆にAさんが遅れているとき、みんなに引っ張ってもらって右に飛ぶ
→ひもパワーでみんながAさん側に引き戻される
→・・・

状況によっては、ただ左側の人と右側の人が入れ替わり続ける無限ループになる。実際のところ完全な無限ループはそんなに起こらないが、無限ループに近い状態になることは本当に多い。

このケースは無限ループには全然なってないが、Bone Pitまで約45秒かかっている。ひもが邪魔になることもあるよって認識してもらえるはずだ。まあTAじゃなければ少し遅いくらいどうでもいいんだけどね😶


大人数の時は引っ張り合う関係が大量にあり、ぐちゃぐちゃになるからより難しい。いろんな向きのパワーが相殺されまくった結果「なんかめっちゃひも伸びてるけど、壮大に何も起こらない・・・」となることも。

ひもは助け合える手段でもあり、足を引っ張り合う手段でもあるのだ。


4|足の引っ張り合いを解決する方法💡

①ひもパワーを諦める

ひもは伸びると縮む力が発生する。なら伸ばさないようにしよう、というアプローチ。爽快感がなくなるし、何のためにひもやってるんだ?と思いたくなるが、これが必要なときもある。


②引っかかる場所を利用する

スクリーンショット (176)

相手が引っ張り返してくる力を地形で対処できる。4種類のなかで最重要。(追記)完全に引っかかる以外に、壁キックや天井キックを利用してその場に長く居座るパターンもある。

多様な引っかかりポイントを使いこなすにはポゴ力が必要だ。


③人数差を利用する

かなりわかりやすいから「人数が多いのはどこだろう」と考える癖をつけるいいかも。なお人数差を生かせない状況もあり、絶対的な力関係ではない。


④戦略的アウを利用する

説明しよう!戦略的アウとは、操作ミスとは違い意図的に引き起こすアウであり、自らを犠牲にして相手に大きな推進力を与える技なのである!

これがやりたかっただけかもしれない。あ、戦略的アウって名前は過去に僕がつけました(自慢)

厳密には戦略的アウには狭義広義ありややこしいが、ここは大人数ひも前提で話そう。詳しいことは身近な戦略的アウ専門家にたずねてください。

スクリーンショット (175)

ジャンプ力が溜まっているとき、ポゴちゃんは長い時間地面にくっついていられる。そして地面を離れる前の絶妙なタイミングでアウる。こうすると「長い時間相手を引っ張るが、ジャンプしないため相手側へ戻る力が弱い」ことになり、チーム全体の位置を大きく動かすことができるのだ。すごい!

※補足 アウ:ポゴちゃんが体をぶつけること、ギョって声もあるからそっちで呼ぶ人もいるとかなんとか。公式名はBonk。


5|ここまでのまとめ📝

基本的な挙動
・相手がいる方向に引っ張られる
・うまく軸をずらすと円を描くように動ける

大ジャンプするには
・ジャンプのタイミングを適度にずらす
・円の動きと組み合わせるとより強力

足の引っ張り合い問題
・進みたい方向に飛ぶと逆方向へ戻される力がはたらく
・前にいる人の力を利用しようとすると前の人を引き戻してしまう

それを解決するには
・ひもをたるませる
・引っかかる場所を利用する
・人数差を利用する
・戦略的アウを利用する


6|現WR動画を見てみよう👑

動きが異次元すぎて初めて見る人は度肝を抜かれること必至。

「ここまでの記事の話とレベル違うじゃねえか😡😡😡」って人、気持ちはわかるが落ち着いてほしい。よくよく見れば、この記事で扱った円の動き飛ぶタイミングをずらす戦略的アウなどが確認できるはずだ。

ちなみに、この動画の円を描いた超大ジャンプを繰り返す動きは大車輪と呼ばれている。基礎ポゴ力がある程度ついてから練習すればそんなに難しくない。めちゃくちゃ楽しいから気になる人はチャレンジ!



7|上級者向けTips✨

上級者向けということでね、説明はかるーく。場面や応用は君の手、いやスティックで確認してほしい。


・小ジャンやノージャンも便利

安易に空中に出ると持ってかれるリスクが出てしまう。滞空時間を減らして接地時間を増やすことでひもパワーを管理しやすい。


・ブーストジャンプにこだわらなくてもいい

上とかぶる部分もある。ブースト入れる時間ないよってときは、そもそもブースト要らないことも多い。

あと状況限られるけど、パワー強すぎると困るなって予測してブースト小ジャン(回転入れちゃっててキャンセルできないから小ジャン)を使うこともある。

保持しているひもパワーを身体で感じ取れるようになればポゴキチ。


・円の動きを狙うときは円の中心がどこにある"べき"かの視点を

中心になる側も外を回る側もこれ意識してみて。円の動きは中心の位置に大きく左右される。どう動いてほしいか脳内で曲線を描いてみて、中心の位置を定めよう。

パイナップル、ヘビ登り、逆さポゴなどかなりの大ジャンプが必要な場所で特に重要。


・ひもがたるんでいるか伸びているか瞬時に判断し動きを変える

たるんでいるときは1人で動くときと変わらない。伸びているときは制限がある代わりにパワーがある。場面に応じて両者の良い部分を引き出せるようになるとキャリー力が上がる。

保持しているひもパワーを身体で感じ取れるようになればポゴキチ。
(大事なことなので2回言いました)


【おまけ】

(バグではなく仕様です、これがひもパワー)

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