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明日は「2020年6月30日」。”何かに迷っている人”は、この本を読もう!
正直に白状すると
この本は
編集者の柿内芳文さんのインタビューを記事にまとめる機会をいただいたので
ビジネスモードで手に取りました。
だけど、読んで良かった本、2020年暫定第1位に躍り出ています。
『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』(瀧本哲史/星海社新書/2020年4月発行)
3回くらい、泣いた。
泣かせる本じゃないと思うけど。
本を読んだあと、
わざわざベランダに出て空越しに撮影をしてしまうほどに、胸がいっぱいになったのでした。
著者は、昨年急逝した瀧本哲史さん。
さらに正直に白状すると、わたしは、今まで一度も瀧本さんの著書を読んだことがなかったのです。
残念ながら、瀧本さんは若くして亡くなってしまったのだけど
この本を通して、出会えてよかった、と思います。
わたしは、わたしのやりたいこと、やるべきことをきちんとできているだろうか。
良い未来に迎えているだろうか。
人任せにしていないだろうか。
迷える若者向けの講演会をベースにした本だけど
若者というにはおこがましい年齢のわたしの心にもぶっささる。
確かにこれは「本」なので
文字の羅列なんだけど、その文字から
瀧本さんのツバが飛んでくるの。
嘘だとおもうなら読んでみて!
「場の空気」を「テキスト媒体」にライブ収録することってできるんだ…
と、唖然とするはずです。
宮本恵理子さんによるインタビューにて
編集者の柿内芳文さんが、この本の制作の背景を語ってくだってさいました。
個人的にも、「本」の作り方として、とても勉強になりました。
「作り手」側の皆さんにも、インタビューと本、両方本当におすすめです…!
(このインタビュー記事の執筆をさせていただきました)
↓
明日は2020年6月30日。
「約束」の日です。
もう一度、この本を読もうと思っています。
数時間で読み終わるけれど
読み終わったあとのほうが時間がかかります。
何か「迷い」がある方は、せっかくなので、
ぜひ瀧本さんに「ゲキ」をもらいに行ってください。
本の中に瀧本さんがいます。
※
ちなみに、2020年読んで良かった本ランキング暫定第二位は、今更ながらの『チーズはどこに消えた』です。年明けに、うちの本棚に刺さってたのがたまたま目に入ってネズミ年だしな…と思って読んだらめちゃくちゃよかった笑。
この話もnoteに書きたい。
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