【営業再開】ギャラリー再開しました。
ナインギャラリー再開初日
長期休暇を終え、ナインギャラリーは本日から再稼働です。
新型コロナウイルスの東京の感染者数が落ち着かないなか、最初の写真展は
プロアマ同一テーマ比較型写真展「バナナ&ストロベリー展 リバイバル」略して「バナストリバイバル」になりました。
再開するにあたり危惧したこと。
なぜバナストリバイバルからはじめたかというのには理由があります。
日本全国のギャラリーがそうであるように、ナインギャラリーも再開については慎重に協議しました。こんなときだからこそ、ギャラリーは元気に活動を続けて来てくださるお客様に写真の力、アートの力を感じて欲しい。
ギャラリーはイベントなどがなければ本来密になる空間ではありませんし、おしゃべりも少なく、触るようなものも限られていると思います。
それでも目に見えないウイルスがどこに浮遊付着しているかわからないから不特定多数の方が出入りする場所はやっぱり心配。
そんな中での再開にあたり、特に危惧した問題がありました。
●東京の感染者が落ち着かない中、展示を再開してご来訪いただけるのだろうか。
●ご来訪いただけなかった場合、展示を「する側」の方が寂しい思いをされるのではないだろうか。
●ナインギャラリーを、作家を好きで見に来たかったお客様がコロナの事情で来訪できなかった場合残念な思いをされないだろうか。
●私たちスタッフが展示準備に奔走して様々な方と打ち合わせや行動を共にすることで関係者の感染リスクを増やすことにならないだろうか。
だからバナストリバイバルになりました。
会場内はマスク必須、換気と手指の除菌を徹底して行うことで営業再開の目処は立ちましたが、再開最初の展示については上記の懸念点を払拭させたい。
そこで今回の「バナストリバイバル展」が浮上したのです。
バナストリバイバル展は上記の4つの懸念点を全てクリア。
もし誰一人ご来訪いただけなくても痛手は私たちスタッフの労力だけ。展示を「する側」は今回20人の作家ですが、昨年の本編ですでに披露済みの作品なので悲しい思いもされないし、すでにご覧いただいている方が多いので、移動や密が気になる方も「無理していこう」という気にならず、作品はストックがあるので打ち合わせや制作依頼、打ち合わせも必要なし。
おまけに次回公募予定の「キウイマンゴー展」に向けて、前回のバナストを見ていない方のための「傾向と対策」もすることができる。
そんな思考の流れがあり「これしかない!」の満を持して「バナナ&ストロベリー展 リバイバル」となりました。
そもそも「バナナ&ストロベリー展」とは?
バナナ&ストロベリー展とは「プロアマ同一テーマ比較型写真展」です。
バナナかストロベリーのどちらかの被写体を一つ選び、アマチュアは公募ファイナリスト10名とゲストプロ10名の作品を名前の表記なしで展示します。ご来廊の方々は同一テーマでの捉え方の違いを楽しんで頂いたり、プロとアマを当ててみたり。
作家をご存知の方はどの作品が誰の作品かを当ててみるのも楽しいです。アマチュア公募は96名の中からの選者10名の猛者ですがプロも全力の作品をご披露いただいています。「プロは損しかしない写真展」と言われるほどのハイレベルな比較展。難しいことは考えずぜひバナナとストロベリーの写真を楽しみに来てください。
そして次回は「キウイ&マンゴー展」
展示をご覧になり、楽しいなー、面白い企画だなー、と思っていただけたら、写真を撮る方は次回8月から開催予定の「キウイ&マンゴー展」にぜひご応募いただきたいです。応募、展示にかかる費用は撮影に使う「フルーツ代」のみ。しかも撮影の後は食べられる(かもしれない)のでお得です。
詳細は近日中にナインギャラリーのHPで告知をしますので気になるかたはチェックくださいね。
まずはバナナ&ストロベリー展リバイバル。本日から来週7月3日(金)までです。
お近くにお越しの際はふらりとお立ち寄りください。お待ちしております。