Izumi Honma / Nine Gallery Manager
ギャラリーで日々出会う人との雑談で感じたこと、考えたこと、教わったことなど備忘録がわりの雑記帳。ギャラリーについて興味がある人、展覧会の開催などに興味のある人はご笑覧ください。 基本は無料ですがちょっとナイショの話しも投稿予定なので、その際の販売価格を設定しました。役に立つ話しはひとつもありませんがもしかしたら「へぇ」と思う巷の話しはあるかもしれません。 ご購入いただいたマガジンの収益はギャラリーの維持管理に役立てさせていただきます。
日々の接客で感じること ギャラリーには展示を観に来る方はもちろんのこと、展示をしたい人、作品や商品を購入したい人、日々たくさんのお客様がご来店されます。 多くの商品はセミオーダーやカスタム商品なので、接客をさせていただく際は「選択肢を絞って提案した方がスムーズ」と感じることが多いです。しかし、一方で「たくさんの選択肢を提示してあげたい」という思いも強く抱いています。今回はこのジレンマについて考えてみたいと思います。 選択のパラドックスとは? 選択のパラドックス(Para
こんにちは。ナインギャラリーのマネージャーです。 「ウラカタログ」は、ギャラリーで日々出会う人との雑談で感じたこと、考えたこと、教わったことなど備忘録がわりの雑記帳。ギャラリーについて興味がある人、展覧会の開催などに興味のある人はご笑覧ください。 基本は無料ですが、ちょっとナイショの話しも投稿予定なので、販売価格を設定しました。役に立つ話しはひとつもありませんがもしかしたら「へぇ」と思う巷の話しはあるかもしれません。 まずは、ナインギャラリーをについて簡単にご紹介しますね
先日ナインギャラリーで開催した新春持ち寄り企画写真展「みんなの押し入れアルバム」はギャラリーの壁をアルバムの1ページに見立てて写真をスクラップ的にペタペタと貼って面白がろうという写真展でした。 ここで思いがけず人気だったのが、設営用に用意しておいたナカバヤシのフォトコーナー。 そもそもフォトコーナーを使ったことのある人の方が少なくて、存在自体を知らない人も何人かいました。そこで設営がてら急遽フォトコーナーの説明と使い方のレクチャーを。すでに市民権を得ている商品だと思ってい
ギャラリー前にあるシンボルツリーのシマトネリコとユーカリのポポラス。 そもそもいただいた時から背丈の高いポポラスだけど、最近じゃんじゃん伸び放題になっているのでお天気の良い昨日は剪定をしてみました。 切った枝は良い香りがするし、虫除けにもなるのでスワッグに最適。 先日もお客様からいただいたアレンジメントをスワッグにしてお持ち帰り。 ドライになる途中が良い香りで、完全に乾燥しきるまでポポラスの爽やかな香りを楽しむことができました。 冬だというのにワサワサと元気なナインギャ
1月7日から2回目の緊急事態宣言が発出の中、ギャラリーでは新春持ち寄り企画写真展「みんなの押し入れアルバム」が開催中。 押し入れに眠っている古い写真をギャラリーの壁をアルバムに見立てて貼って遊ぶというワイワイ企画です。 歴史に残る1枚から思い出のスナップまで、日々増え続けるたくさんの写真。市井の人の写真の背後に見える、人生や家族、共同体にまで視野を広げて想いを馳せる。想像を膨らます。 長期的な記録写真って、やっぱり面白いですね。 今日は外国人のカップルが「写真を見にきまし
展示会はお休み中のNine Gallery 。 本日は作品の額装をしたり発送したりと作品をお嫁に出す作業を粛々と。 黙々と作業をしている中で、ポツリ、ポツリ、とある展示相談のお客様の来訪が嬉しい。 「この用紙とこの用紙は紙白がこれだけ違うから写真の見え方がこんな風に違うね」「このプリントにはこんなマットがいいね」「プリントのマッティングはどんな風にしましょうか」なんて。 たくさんの確認事項を一つずつクリアしながら展示にむかっていく工程はとってもワクワクする有意義な時間で
とにかく蕎麦が好き。夏は毎日蕎麦でも良いと思っている私がこの夏足繁く通ったお店がこちら。 神宮の蕎麦 https://jingunosoba.com 夏季限定のへべす蕎麦 卵黄が嬉しいとろろ蕎麦。海苔がモミ海苔なのも好み。 カラッと薄づきの衣が美味しい天せいろ。わさびは生わさびをおろして提供。しっかりとコシと甘みのある十割蕎麦。 これをいただきに行っていると行っても過言ではない蕎麦湯。こんなに濃厚な蕎麦湯は初。本当に本当に味が濃くて美味しい。 濃厚なつゆでいただく
少し前の記録をちょっと。藤里一郎写真展「原色の熱情」。伝説と言われた渋谷道玄坂劇場の踊り子「匠悠那」に魅了された藤里一郎氏が10年の時を経て開催した写真展のこと。https://ninegallery.com/exhibition/658 「踊り子」とはいわゆる「ストリッパー」さんのこと。当然ながら作品はヌードの写真が中心。ヌード写真はNGの会場も多く開催には様々なハードルがある。もちろんナインギャラリーも写真展を開催する場合には作品を確認させていただき、ギャラリーのカラー
ナインギャラリー再開初日長期休暇を終え、ナインギャラリーは本日から再稼働です。 新型コロナウイルスの東京の感染者数が落ち着かないなか、最初の写真展は プロアマ同一テーマ比較型写真展「バナナ&ストロベリー展 リバイバル」略して「バナストリバイバル」になりました。 再開するにあたり危惧したこと。なぜバナストリバイバルからはじめたかというのには理由があります。 日本全国のギャラリーがそうであるように、ナインギャラリーも再開については慎重に協議しました。こんなときだからこそ、ギャラ
かれこれ10年以上は通っている、美味しいお粥のお店「粥麺楽屋 喜々」。この辺りで美味しいお店どこかありませんか?というお客様の問いのたび「お粥好きですか?」と聞いては勧めてしまうこのお店。化学調味料を一切使わない優しいお味。 定番の鶏粥をはじめ、たらこ粥や坦々粥もある。お粥気分じゃない方には鶏そばや坦々つけそばなど、麺類も選べる。写真はトムヤム鶏粥。私はこちらに来たら8割の確率でコレかトムヤムクン粥。パクチーが苦手な方は青ネギに変更が可能です。 この日は大好きなパクチーを
クリス智子さんナビゲートJ-WAVE 「GOOD NEIGHBORS」でも紹介された、MYDギャラリーで開催中のEXHIBITION、公文健太郎写真展「土よ、光よ、」にいってきました。 コロナ自粛を少しずつ緩和させ、心の栄養を取り入れるために久しぶりの写真展へ。明けて初めての写真展はここから、と決めていました。 MYD Gallery は、建築家の山口誠氏によって設立された現代アートフォト・ギャラリーで、密を避けてゆっくりと作品と対峙できる空間。 ギャラリーは基本予約制
外苑前の予約の取れない名店「焼鳥今井」さんがテイクアウトをはじめていました。 いつもはランチ営業はなく、夜は予約が取れないのでなかなか伺うチャンスがなかったのですがコロナの影響でお隣にある系列店のとんかつ屋さん「七井戸」さんと一緒にテイクアウトランチをやっているとのことで早速。 当日12時過ぎに伺い、並ぶことなくスムーズに注文。オーダーを受けてからの調理なので待ち時間は10分ほど。 この日は電話予約をして取りにきている近所の方が多いようでした。入り口には看板メニューが掲示さ
なぜか、ついつい、バッグに入れてしまう「念のため」なモノ。 今どきスマホひとつでお財布すら持ち歩かなくなっている人も増えているというのに、どうしてだろうか、習慣で持ち歩いてしまいます。 極度の肩こりなので荷物は極限まで減らしたいというのが本音。 なのに、ついつい。本当についつい持ち歩いてしまうんだなぁ、「My」白手袋、定規、カッター、マスキングテープ、それからドライバー。 オンオフ関係なく、いつでも「ついつい」持ち歩いてしまう。写真や作品を扱うお仕事をしているので、白手袋
「Stay home」という言葉がテレビから繰り返される中、私はひとりぽつんと、 3密には程遠い、臨時休業中のナインギャラリーにいます。 ここのところ毎日家に閉じこもり、出かける時は自家用車での移動が増えた。 今日はギャラリーに所要があり、上手いとは言えない運転で外苑前までドライブ。 父からの譲り受けた自分に不相応な(大きさの)クラウンは、青山の狭くて混み合う細道を走る時、いつも少しドキドキする。 それでも緊急事態宣言の効果もあり、ここ最近では一番といっていいくらい人通
はじめまして。ホンマです。 やらなくちゃいけないことはたくさんあるのに、なんだか他のことに手を出しちゃう。今はそんな気分で、ずっと気になっていたnoteをひっそりとはじめることにしました。 私は、東京は青山・外苑前の、写真を中心に扱う「ナインギャラリー」でマネージャーをしています。こっそり写真家のマネージャーをしたり、レフ板を持ったり、人材を紹介したりもしています。もはや自分でも何屋さんか理解不能な時がありますが、どうやら「写真と人をつなぐお仕事」をしている、というのが一