自分が好きな感覚を思い出すということ
「戻ってきた感覚」を自分で反芻しながら、思ったこと。
それは、自分が純粋にうれしいと感じる五感ばかりだなということ。
大好きな犬に触れたり、自分の肌の感触などの触感。
普段生活するスペースの、視覚が落ち着かなさ。
そうだった。
私は「自分の好きな触感や、好きなものが決まった場所に、手入れされてあるのを見ること」で、満たされる性分だった。
自分の満たされる感覚は、人によってそれぞれ違うと思うけれど、
自分にとってどの感覚(五感の中の)が、自分を一瞬で満ち足りた気分にしてくれるのか自覚すること。そしてそれを満たす時間を作ることは、自分をいたわるとても良い方法だと思った。
キャパーオーバーだと、自分自身でさえ忘れてしまう時もあるのだけど。
本当に思い出せてよかった。
私が自分のために、次にしたこと。
それは鏡を見ながら、自分の手で肌の感触を確かめつつ、スキンケアをすること。
仕事お暇中の私なので、新たにお金をかけて自分をいたわることは、少し難しい。今あるものの使い方を、少し丁寧に変えただけだ。スキンケア時間も、ほぼ変わっていない。
以前は鏡を見ずにやっつけのように、こなしていた時間にだったけれど。
そうしたら、肌が柔らかくなってきた。
そして目に見えて違うのが、年とともに気になっていたくぼみ部分。
眼の周りやこめかみ、口の周りなどのしわっぽさが減ってきた。
あぁ、やっつけ作業のようにしていた事で、細かい部分には、十分塗れていなかったんだと実感。それからくぼみ部分はより丁寧に塗るようになった。
化粧品の香りや感触などから、組み合わせも以前と変えた。
以前はそんなことはできなかった。
肌の状態が悪くなったら、年齢もあるし、少し良いものを買わないと変わらないのと思っていた。
でも今は、手元にある製品で自分の肌との向き合い方を変えただけでも、肌は変わると感じている。
柔らかい肌の感触や、鏡にうつる自分の肌に「いいんじゃない」と思えることは、年を重ねてもうれしい。
そんな満たされる感覚が、1日2回あることもうれしい。
やっつけ作業のようにしていた時は、そんなこと全く思わなかったけれど。
だから私は、これからもスキンケアを続けるだろうし、これが私の調子のバロメーターになるとも思っている。
☆自分の満たされる感覚を自覚して、時間をとること。