『珈琲いかがでしょう』2021年 春ドラマ
最初は、移動コーヒー屋さんが行く先々で出会った生きるのが辛い人たちを癒やしていくエピソードを繰り返していくドラマだと思ってた(原作は読んでない)。
どの登場人物も自分の世界を一所懸命生きようとしていて、毎回心えぐられるエピソードでしんどかったけど、その人たちを全面肯定して「そのまま生きていいんだよ」という流れがとても好きだった。みんな愛おしかった。
どの人たちもバックグラウンドがちゃんとみえていたからなんだろうな。
青山さんの右手の小指と薬指をかばった手袋と、ぺいの存在で「あー、やんちゃ過去の人なのねー」っていうのと、それがどのように回収されていくのも気になってた。
青山さんの過去回想ターンも毎回苦しかったけど、このバックグランドがあって初回からの青山さんの存在が回収されていく感じもよかった。
初回の垣根さんの実直さのエピソードのおかげで、後半の垣根さんのあらゆる言動はびっくりすることいっぱいだったけど「あー、垣根さんっぽいなぁ」って受け入れてしまったもんなぁ。
どのエピソードシーンもバイオレンスシーンも、闇の部分もあれもこれも、テレ東だからできたドラマだな思った。
オープニングのオザケンの曲がまた良かった
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