本を閉じられない症
小説を読み始めると、読み終わるまで止まらなくなります。
シリーズものなんかは手元にあるシリーズ全て読み終わるまでやめられない。
昨日の昼過ぎから美容室に3時間ほどいなくてはいけなかったので、なんとなしにKindle Unlimitedにあった「NO.6」(あさのあつこ著)の全9巻合本版を持ち込んで読んでいたんですが、先ほど(14時半頃)読み終わりました。
読み終わるまではトイレ、風呂とどこへでも持って行って読み続けてしまうし、続きが気になってつい夜更かししてしまう。
昨日は3時前くらいまで読んで、今朝は7時半位に目が覚めたのですぐに読む。
洗濯を干しながら、鳥の相手をしながら、3歳児の相手をしながら、とにかく読む。
昔の話になりますが、「屍鬼」(小野不由美 著)全5巻は、1巻を読むのに1ヶ月かかったけど2巻以降をたぶん2日間ほとんど寝ずにぶっ通しで読んだ気が。
今はもう体力的にできる気がしません。
途中で本を閉じることができないわけじゃないけど、可能な限り読み続けてしまう。
できることなら一気に読み切ってしまいたい。
最後まで読み切りたいのは、物語の結末を知ってしまいたい、物語の世界から解放されたいから。
途中で本を閉じることは、本の世界に自分の心が囚われたままになってしまう。
そうしたら他のことが全て気もそぞろになってしまいます。
常にこんな生活をしているわけではなく、あくまで読みたい本があり、ぶっ通しで読んでもあまり支障が少ない週末にするようにしています。
一気に読める時間が取れない時は小説を読まないようにしているので、なかなか読みたいものが読めません。
途中で閉じなきゃいけない環境が嫌なんです。
途中で閉じるくらいなら最初から読まない、そんな読書は正直体に悪い。
一方で、こんなに集中することがまだできるのかと思うと、ちょっと嬉しくなっちゃう。
本当は上橋菜穂子先生の香君が早く読みたい。
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