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【悩み×本】泣きたくないのにふとした時に涙が出てくるあなたへ贈る本。

泣きたいわけじゃないけど、
なんでか涙が溢れてきて、
ひとりこっそり隠れて泣いてしまう。

そんなあなたに
そっとこの本を贈りたいのです。

【本のタイトル】
大人は泣かないと思っていた
【著者】
寺地はるな

【こんなお話】
恋愛に結婚、家族について。
「こうあるべき」という縛りに
傷つけられてきた大人たち。
そんな彼らが、闘い、涙を流し、
もう一度自分の足で歩き出す姿を描いたお話し。

無意識のうちに周りのことをたくさん考えたり、
部活に勉強、仕事を頑張ったり、
誰かの期待や自分の中での矛盾と葛藤したり。
毎日たくさん頑張ってるんだね。
たくさん頑張っているあなたを
ぎゅーっと抱きしめたいです。

この本の登場人物が
もがき、闘い、涙をながすその姿は、
女はこうあるべき。男は、大人はこうあるべき。
普通はこうなんだ。
そんな縛りの中で生きているときに
そっと背中を押してくれるんじゃないかなぁと
思います。

大人は泣かないと思っていた。
けど泣かない人は稀で。
泣くのはダメじゃない。

泣きたくないなんて思う必要もなくて。
涙が出るときは自然に任せて、泣いていい。
私はそう思うんです。

だって涙はモヤモヤを洗い流してくれるから。
ストレスを和らげたり、
抑えていた感情を解放したり、
凝り固まった心をほぐしてくれるのです。

誰かの前で泣くのが嫌なときは
ひとりでこっそり泣いていい。

それでも、あなたが泣いている時に
そばにいたいという人がいるかもしれない。
そういう人と出会ったときは
恥ずかしがらずに
大事な人の前で泣いてほしいなと。
それだけで、ずっと安心できるから。

そして、「なんでか分からないけど」
というれけど、きっと理由があって。
小さな我慢が積もりに積もって
溢れてくるのだと思うのです。

溢れる前に少しずつ吐き出していけたらなぁと。
自分のワクワクを信じて動いてみるのもいい。
休みの日に思いっきりゴロゴロするのもいい。
いっぱいいっぱいになる前に、少しずつ
心を軽くしていけたらなぁと思っています。

私はいつだってあなたの味方だということ、
覚えておいてください。



悩みや葛藤、行き場のない想いに
潰されそうになることもあるかもしれない。
生きづらくて、根拠のない不安に
襲われることもあるかもしれない。

そんなとき、本はそっとあなたに寄り添い
あなたの心を癒やしてくれる。

本を手にとった瞬間。
あなたが動くと物語が始まって。
ページを捲るほど、世界が広がる。

本はこころ豊かに生きるきっかけになる。
本で生きづらい世の中を変えていけるのだと。

私はまだ、本のチカラ、
物語のチカラを信じていたいのです。

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