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【悩み×本】友達の視線が気になって、自分の好きなものを言えないあなたへ贈る本。
子どもっぽいかな。変って思われないかな。
好きなものはあるはずなのに
いざ「何が好きなの?」と聞かれたときに
本当に好きなものを伝えようか躊躇ってしまう。
周りの目が気になって、
好きなものを好きと言えない・・・
そんなあなたに。
この本をそっと贈りたいのです。
【本のタイトル】
麦本散歩の好きなもの
【著者】
住野よる
【こんなお話】
図書館で働く20代女子。
麦本三歩(むぎもと さんぽ)。
「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。
好きなものがたくさんあるから、
毎日はきっと楽しい」
仕事で失敗したり、怖い先輩に怒られたり。
嫌なこともあるけど、好きなものが
たくさんあるから楽しく生きている。
そんな彼女の日常を切り取ったお話し。
*
あなたの好きなものはなんだろう?
何を好きに思うかは人それぞれで。
人の数だけ「好き」があると思うんです。
自分が何を好きでいようと
「変わってる」だとか、思う必要もないのです。
自分がこれが好きだからって
誰かに迷惑かけるわけでもない。
そもそも、好きなものを
誰かに言わなきゃいけない
なんてこともなくて。
言いたきゃ言えばいいし、
自分の中にじんわり留めておいてもいい。
好きなものを聞かれたけど言いたくない時は
テキトーに答えておいて
自分の中で『好き』を堪能すれば良いのです!
周りがどうこうではなくて
あなたの中で、あなたの感じる『好き』を
素直に感じていけば、きっと今より心地よく
過ごせるんじゃないかなと思うのです。
ちなみに私の好きなものは、
硬めのプリン、チョコあんぱん、
牛乳に浸して食べる鳩サブレ。
ぬいぐるみにお気に入りのタオルケット。
ふわふわ柔らかい手触りのもの。
…24歳にして
子どもっぽいなとか、思われたり、
冷ややかな視線を浴びることもありますが、
好きだから仕方がないんですよね。
あなたはどんなものが好きなのでしょうか?
私はいつかあなたと一緒に、
好きなものを語り合いたいです。
*
悩みや葛藤、行き場のない想いに
潰されそうになることもあるかもしれない。
生きづらくて、根拠のない不安に
襲われることもあるかもしれない。
そんなとき、本はそっとあなたに寄り添い
あなたの心を癒やしてくれる。
本を手にとった瞬間。
あなたが動くと物語が始まって。
ページを捲るほど、世界が広がる。
本はこころ豊かに生きるきっかけになる。
本で生きづらい世の中を変えていけるのだと。
私はまだ、本のチカラ、
物語のチカラを信じていたいのです。