フランスの手綴じの製本技術「ルリユール」。近年どんどん減りつつあるというその工房におじゃました! 重厚なプレス機、手仕事道具が整然と並ぶ風景は、もう垂涎ものです。
製本は新しい本を作るためだけのものではなく、古い本を打ち直してきれいにして持ち続けるという意味合いも大きく、修理を待つ古い本が山積みに。このあたりの文化は、日本とちょっと違っていてとても興味深いです。そして基本はやはり革! 革に金箔押字の本はめちゃ美しいー。
近くには、ルリユール専門の素材屋さんもあり、こちらも圧巻。美しい皮の数々、日本ではマダム手芸となっているカルトナージュも、元はこうした製本技術から生まれたもの。ルリユールの詳しいお話はブログに写真とともに書いています。よければ見てね。⇨http://izoomi-momo.jugem.jp/?eid=1243860