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会社設立の備忘録17(番外編)

わたしは、自営業の家庭で育ちまして、父も母も年間360日くらい朝早くから夜遅くまで働いていて、まさに親の背中を見て育ちました。ですので子供の頃は家族旅行の記憶は無く、また家が飲食業だったこともあり、親と外食した記憶は3回しかありません。その3回は、わりと鮮明に記憶しております。
・仕出し(仕事)に帯同して、その帰りにピザ屋に行ったこと。
・高校の入学式の帰りに母と駅前の中華屋(白いテーブルクロスに回るテーブルがあるちょっと高級感のある店)でのランチしたこと。
・きつねうどん(家の近くに親戚のうどん屋がありましたが、きつねうどんが無かったから)

と思い出に耽っていたら、勝手に盛り上がってしまいました。

そんなこんなで、今になって思えば良い想い出なのですが、子供の時分はサラリーマン家庭がとても羨ましく思っていました。私自身もサラリーマンになる事を憧れていました、スーツとかカッコ良く見えました。

それから、何だかんだで無事に会社員になる事が出来まして、何度か転職したものの、サラリーマン25年目のベテランになりました。

会社員は続けながら、今年5月に起業しました。最初の動機は、奥さまが3年間の学校生活を終え、無事に試験に合格しましたので、いい年して、今から新規で雇われるのも手詰まり感いっぱいなので、自分たちで会社やろうと思った訳です。今思えば、ああこんな言葉がぴったりだなというのをネットで見つけまして、本日は、記録しておくことにしました。

『わたし怠け者なんです、どこまでも怠ける事が出来るので、頑張らなくちゃならない環境に身を置きたかったんです。』

ああ、自分もコレだなあと、一方的に意気投合してしまいました。

会社を設立する前は、マイクラを何十時間もやったり、好きな本読んだり、それはそれで幸せなんですけど、少し物足りなさを感じていました、ゲーム内でお金貯めても、奥さまの視線が凍えるばかりです。
しかし会社設立後は、自社のサービスがどうしたら売れるのか、どのように価値を伝えるべきか、何を価値と感じてもらえるのか、食事中、お風呂、寝る前など頭から離れません、それでもさほど苦痛ではないんです。ラノベ読んでても、考え続けている自分がいて、バックグラウンドでアプリが動いているような感じです。

会社員としては、仕事のオンとオフが明確にあり、出社時と帰宅時にスイッチが切り替わりますが、自分の会社の場合は、オン/オフの境界は無く、お腹の子?赤ちゃん?みたいな感じですかね?いつも対話してる感じですね。

早くひとり立ちして利益を出せるように育てていきたいと思います。

以上です

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