ブランディングとは_05「違うから好き-過激な差別化」
ブランディングにおいて
とても重要なプロセス「差別化」について。
ブランドディレクター
Marty Neumeierのブランディング法を
参考に記していきます。
差別化は
人の認知に強く作用していて、
私たちが何かを判別する時
ほとんどの場合頼りにするのは
視覚だそうです。
視覚は、物の違いを認識するもの。
私たちは普段目にする
美しいもの、新しいもの
に出会った時、
心を奪われ、好きになります。
デザインには
以下の4つの目的があります。
□それ自体が何なのか分からせる
□情報を与える
□楽しませる
□説得する
ブランディングには
ここに5つ目の目的が加わります。
□差別化する
デザインの4つは
戦術(手段、オペレーション)
であるのに対し、
ブランディングの5つ目「差別化」は
戦略(進むべき方向性、シナリオ)
と言えます。
私たちが何かを判別する時
ほとんどの場合頼りにするのは視覚
だと前で触れました。
そして、
美しいもの、新しいものに出会った時、
心を奪われ、好きになります。
人の心を奪うには、
他との違い=差別化
無くしてかなうものではありません。
しかも、ただの差別化ではなく、
「過激な差別化」が必要!
では、実際に、
どうやったら過激な差別化ができるのか?
それは、
フォーカスすること。
Q1:あなたは誰ですか?
Q2:あなたは何をする人ですか?
Q3:それは重要なことですか?
この3つの質問全てに対して、消費者に有無を言わせない
納得のいく答えがない限りブランドを持っているとは言えない
自分は競合と比べて
明確に何が違うのか
どこが違うのか
なぜ人が欲しがるのか
が正確に分かっているか
がとても大事。
焦点の合っていないブランドは、
平均すぎて特別にはなれません。
つまらない。
とは言え、
焦点を合わせることは
簡単ではありません…
戦略部門、クリエイティブ部門etc..
その道の専門たちが
協力して管理していくのが理想となるわけです。
少しの差別化ではなく、
「過激な差別化」
と言う点に、
強いブランドを作るヒントが
あるのですね。
過激な差別化は、ロジック(戦略)と
マジック(想像力)の
強力な組み合わせ!
ブランディングについて_04「ロジック(戦略)と マジック(想像力)を埋める」
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