見出し画像

悟りを開いた瞬間

私のヨーガ教室のインストラクターは、
最低賃金に近い割には負担が重いので、とにかく疲れます。具体的には


インストラクターの一員としてヨーガレッスンの枠をいくつか任されて、

そこで「集客のノルマ」を課される


ということです。


集客数によってその日の給料が変化するので、日々戦々恐々としてしまいます(日々の生活にお金は必要です!)。


私のヨーガ教室では、一人でも会員が来れば時給が発生しますが、誰も来なかった場合、時給は発生しません。交通費は出ないので、その日はマイナスになってしまいます。


レッスン参加人数が少なければ、月一の講師会で、副院長にネチネチ言われます。


いやいや、あんたのヨーガレッスンも人気がないくせに、何で責め立てられないといけないの?


と正直思ってしまいます。


集客のノルマだけならまだマシですが、休みの日に


わたくしどものヨーガ教室でイベントを開くので手伝ってください
(もちろん無償奉仕としてです)

と当然のように要求されます。ヨーガ以外にかけ持っている仕事の時間すら削られてしまいます。

少しでも反抗すると

「わたくしどものアシュラムを育む気持ちがないのですか?」

とネチネチ責め立てられてしまいます。私も当初は


「そうだな、、奉仕の心が足りない。。」


と思っていました。しかし、そういった叱責が続くことで、無意識的に不信感が募っていったように思います。


ある日突然、悟りを開いたかのように


あ、私はここで一体何をしているのだろう??


と気付いてしまい、胸の奥が締め付けられる感覚と同時に


今まで頑張ってきた時間は全て無駄だったのではないか。。

と虚無感に襲われました。ただ、かといって今のヨーガ学院を辞める勇気もありません。。。


私のような道を歩まれないように、くれぐれも皆さまもお気をつけ下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?